取り出しやすく、戻しやすい収納の秘訣は、動詞ラベリング

おはようございます。
日本ライフオーガナイザー協会代表理事の高原真由美です。

今日は東京都八王子市在住、現在日本ライフオーガナイザー協会関東チャプターの代表でもあるマスターライフオーガナイザー川崎朱実さんのご自宅の収納事例の紹介です。

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セキスイハイムで建てた101㎡の一戸建てに、家族6人暮らし。

モノが少なくすっきりとしたリビング・ダイニングルームを見る限り、男の子4人と住んでいる空間とは思えません。

リビング・ダイニングルームは、家族みんながくつろぐスペース。だから、子どもの学校の書類や文房具、さらに仕事の資料などが、あちこちに散らかってしまいがちです。それを、誰が見てもわかるように収納することで、家族それぞれが勝手に使い、自分で元の場所に戻してくれる。そんな仕組みができています。

川崎邸の収納のポイントは、“取り出しやすく、戻しやすく”です。

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カウンターキッチンの下が、家族みんなの書類や小物の収納スペース。取り出すときも、戻すときも、動線が最短距離になるよう、家族が集まるテーブルに近い場所を収納スペースにしています。

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文房具は「かく」「はさむ」「きる」「はる」などの用途に分類してケースに収納。ラベルにはひらがなで動詞を書いているので、小さな子どもも、どこから取り出し、どこに戻したらいいかが、ひと目でわかります。

小さな子どもだけではなく、大人でも、ひらがなでの動詞ラベリングは、行動を促しやすく、かつ元の場所に戻しやすいこと間違いなしです。

あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

記事:油科真弓
撮影:川俣満博

編集:日本ライフオーガナイザー協会代表理事 高原真由美
ライフオーガナイザー川崎朱実

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