おはようございます。
ライフオーガナイザーの白石規子です。
家のなかには、たくさんの“マット”がありますよね。
今日は、京都府にお住まいのライフオーガナイザー岩淵都さん宅のマット事情をご紹介します。
結婚された当初、ご主人のご実家の離れにお住まいだった岩淵さん。家のあちこちに敷かれた大量のマットに驚かれたそうです。
玄関マットにトイレマット、キッチンマットやバスマット、そして洗面所マット。ストーブ下のマットに観葉植物に敷かれたマットまで! 普段の洗濯物と別に洗っていたのですが、マットの数が多いため、手間も時間もかかり、かなりのストレスを感じていたそう。
そこで「なくても困らないマットはやめてしまおう!」と、減らし始めたそうです。
まずは重くて扱いに困っていた玄関マットを手放して、スッキリ!
続いては、トイレマットやキッチンマット、洗面所マット。
汚れ防止や水はね防止のために敷かれていたのですが、「むしろ、敷いていない方が掃除はラク!」ということで、撤去。
さらに、ストーブや観葉植物の下に敷かれたマット。床に傷がつくのを防ぐために、とのことでしたが、「移動するときには本体を持ち上げればよいだけ」となり、同じく撤去しました。
唯一困ったのが、お風呂から出たときに使うバスマット。
「これはなくすことができない・・・。でも、どうにかしたい・・・」
そこで、発想の転換!
・普通の洗濯物と別に洗うのが手間 ⇒ 普段の洗濯物と一緒に洗えるものに!
・バスマットを洗うタイミングが難しい! ⇒ とにかく、毎日洗えるように!
・生地が厚くて乾きにくいのがイヤ ⇒ 乾きやすい物で代用してみる!
考えた末に白羽の矢が立ったのは、“100円均一の薄いバスタオル”でした。
「大丈夫かな?」と最初は不安だったものの、使い始めたらいいことづくめ!
・清潔な足を拭くので、普段の洗濯物と一緒に洗うことに抵抗がない!
・薄手なので、とにかく乾きが早い!
・1枚のタオルをひっくり返して使うので、乾いた面が使えていつでも一番乗り気分!
・洗濯機横にかけておけるので、棚などの収納スペースが必要ない!
家じゅうのマットを一掃したことで、うれしい余裕もたくさん生まれました。
まず、洗濯の回数が減るので“時間の余裕”が。
分厚いマット類を保管しなくてよくなったので“空間の余裕”が。
そして、「マットを洗わなくちゃ!」と思わずにすむ“心の余裕”も生まれたのです。
当たり前に存在していたものをなくすには少し勇気がいりますが、手放すことで手に入ることも、たくさんあるのですね。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 岩淵都
暮らしのスリム化計画!もう収納に悩まない
編集:白石規子