おはようございます。
ライフオーガナイザーの会田麻実子です。
3月となり、そろそろ春の足音も聞こえてきました。お子さんが小学生になるにあたって、学習スペースの確保や学用品置き場で悩んでいらっしゃるご家庭も多いのではないでしょうか。今日は、わが家の学用品コーナーの仕組みをご紹介します。コンセプトは、「3歩以内ですべてが揃う」です。
息子の勉強スペースは、ダイニングテーブルの一角。仕事柄、勉強机があるのにリビングやダイニングで勉強するお子さんについての悩みを伺う機会も多く、「本人がほしいと言うまでは、勉強はダイニングテーブルで」と決めていました。現在、息子は小学3年生になりましたが、あいかわらずダイニングテーブルで勉強しています。
ダイニングテーブルで勉強するなら、学用品もダイニングにあるほうが断然便利。以前から、息子の洋服をダイニングのチェストに入れていたこともあり、その隣にランドセルや教科書など、学校生活で日々必要になるものを置くことにしました。「3歩以内ですべてが揃う」よう、学用品コーナーから一番近い椅子が勉強スペースです。あちこち興味がひろがって、気づくと当初の目的を忘れてしまうことのある息子も、この距離感なら問題ありません。
ランドセル置き場右側の棚が、学用品コーナー。学校のある期間はスカスカですが、長期休暇になると絵の具セット、ピアニカ、お道具箱など、学校から持ち帰ってくるもので満杯になります。長期休暇の時だけスペースを準備するのは面倒なので、普段から余裕のある収納に。同じ理由でランドセルを置く棚の2段目も基本はからっぽです。
ランドセル置き場左側のチェストには、洋服一式とハンカチ、ティッシュ、給食セットなど学校に毎日持っていくものを。引き出しを一つあければ、必要なものがすべて見える状態で収納しています。これは、保育園時代からやっている息子が「一人でできる」ための工夫です。
まだまだ気が散りがちな小学生。できるだけコンパクトな動線にすることが、親も子どももラクにしてくれます。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てればうれしいです。
ライフオーガナイザー 会田麻実子
ブログ:小さく暮らす。