おはようございます。ライフオーガナイザー国分典子です。
サラリーマンの夫の奥様たち、この時期はドキドキしてお過ごしではないでしょうか?
そう! 3月初旬頃は会社から、転勤の辞令が出る時期ですね。
私の夫もサラリーマン。ちょうど1年前、名古屋近辺での5年間の単身赴任から大阪勤務への辞令が下り、京都の自宅へ戻ってくることが決定しました。
転勤の辞令とは酷なもので、本当にギリギリにしか下りません。会社側も人事異動業務は大変でしょうが、当人も家族もやるべきことが短期間に一気に増え、本当に大変です。そこで今日は短期間でも手際よく、スムーズに出来る引越しの下準備の工夫をご紹介します。
使うアイテムは、マスキングテープ。
貼る⇔はがすが、簡単にできるテープとして重宝されていますね。今回ご紹介するのは、最近ちまたで流行中の、可愛くアレンジして使う方法でおなじみのモノより、少々オジサマ仕様になっています。可愛さはあまりありませんが、サイズは幅広の2.5ミリ。蛍光カラーで、しかもカッター付きという優れものです!
・はがしやすいのに粘着力がある
・はがした跡が残らない
・サクッと切れる
・カラフルで見分けやつきやすい
という特長は、よく見かける可愛いモノと何ら変わりはありません。
そこでこの特長を生かし、引越しに欠かせない「モノの仕分け」がスムーズに運ぶ工夫をしました。夫の単身赴任先宅へ引越し前のお手伝いに行ったとき、家の中にあるモノすべてに目印をつけたのです。分類は3つ。カラーは3色を使い分けました。
1.京都に持って帰るモノ → 緑色
2.処分するモノ → ピンク
3.売却するモノ → 黄色
テープの色を変えると見やすく、モノをどう動かすかが一目瞭然です。
私はテープの色を確認しながら、京都の家にどれだけの荷物が戻ってくるかが、すぐに頭の中に入り、夫は、処分や売却するモノがわかりやすくなりました。
おかげで、何度も「これは持って帰るモノだったっけ? 売るんだっけ? 処分して良かったっけ?」と聞かれることはなく、京都に戻るまでの休日を最大限に利用して、諸々の作業を、夫一人で黙々と(偉い!)済ませておいてくれました。
引越しをともなう転勤は、本当に時間が限られています。正直なところ、私自身まだまだ夫の単身赴任生活は続くだろうと、何の根拠もなくのんびり構えていたほどです。そんな訳で転勤が決まったときは、夫を迎える心の準備も、とても必要となりました。
引越しで一番必要なことは、心の余裕だと思います。心の余裕が無ければ、無性にイライラしたり、焦ったり、思考がストップすることも否めません。引越しはモノの移動だけではなく、暮らしの移動です。
新しい暮らしが心地よくスタートするかどうかは、下準備次第でかなり左右されると実感しました。引越し後の暮らしやすさが、可能な限り早く手に入るよう、マスキングテープに大活躍をしてもらってみてはいかがでしょうか?
荷物とともに、みなさまへ心の余裕も運んで来てくれること、間違いなしです!
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー国分典子
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