あれってどこにあるんだっけ?を解決。地下の集中収納で“行方不明”を防止

おはようございます。
ライフオーガナイザーの会田麻実子です。

引き続き、東京都世田谷区在住のマスターライフオーガナイザー松居麻里さんにお話を伺っています。

3年前に建てた2LDKのご自宅に、ご主人と二人の息子さんと4人暮らしの松居さん。設計のときから収納や片づけのしやすさを考えてきた家には、「なるほど」とうならされるアイデアがいっぱい。今日は、地下にある収納スペースをご紹介します。

松居邸をご紹介した過去記事はこちら:
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子どもが片づけられる部屋づくりのコツ

松居邸の地下収納は、リビングルームの階段を下りた先にあります。生活スペースからもアクセスしやすい場所にあります。地下収納をつくることにしたのは、管理のしやすさを考えて。ふだん、あまり使わないものは、家のあちこちに分散しておくよりも一カ所に集めたほうが管理しやすいからと、地下スペースを丸ごと納戸にしてまとめて収納しています。

地下の集中収納で“行方不明”を防止

地下収納のスチールラックに並べられたボックスには、クリスマスやハロウィンの飾り、スキー用品や海・プール用品、子どもの季節外の衣類、過去の年賀状のストックなどを収納。「とりあえず」の置き場所をつくらないように、ボックスをすき間なくきっちりと並べているのがポイントです。他にも季節家電や工具、使う頻度の低い仕事道具などもこちらに収納しています。地下は湿気がこもりやすいので、除湿機を取りつけて湿気対策もばっちりです。

地下の集中収納で“行方不明”を防止

子育てや仕事が忙しくて、最近は趣味であるカルトナージュやプリザーブドフラワー、手芸などを楽しむ時間があまりないという松居さん。ボックスの一つには、出番が少なくなった趣味の道具などもまとめて入れてあります。美しくシステム化された収納ですが、ボックスの中は、こだわりすぎずざっくりと収納しています。

地下の集中収納で“行方不明”を防止

以前住んでいたマンションでカップボードとして使用していた収納棚は、上段はアルバム、下段は取扱説明書やマンション関係の書類の収納場所に。写真は、ご夫婦のものも含めてすべて「無印良品」のアルバムに入れ替えて整理しています。子どもたちは、ときどきここからアルバムを取り出して、自分が小さいときの写真を見て楽しんでいるそうです。

使用頻度の低いものは、どこにあるのか分からなくなってしまいがち。松居邸のようにまとめて収納しておけば、家中を探し回ってヘトヘト…なんてことにもなりません。ここを探せば大丈夫と思える安心感が、日々の笑顔につながっているのかもしれないですね。

あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

記事:油科真弓
撮影:川俣満博
編集:会田麻実子

ライフオーガナイザー 松居麻里

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