おはようございます。
ライフオーガナイザーの中村佳子です。
4月のファイルボックス月間も終わりに近づいてきましたが、今日は兵庫県西宮市在住のライフオーガナイザー、足立容子さんのファイルボックス収納をご紹介!
書類だけではなく、さまざまな収納に使えて便利なファイルボックスを、自宅のさまざまな場所で使用しているという足立さん。
前回は引っ越し時の工夫を「IKEA」のファイルボックスとともに教えていただきましたが、今回は定番となった「無印良品」の「ポリプロピレンファイルボックス」の使用方法と、よりお気に入りの空間にするためのこだわりをご紹介します。
以前の記事
・引越ししたその日から稼働! そのまま詰めるだけのスライド引越しで快適な情報コーナーを実現
リビングに入ってすぐの、キッチン横の収納にずらりと並べられたファイルボックス。
こちらには、キッチン用品のストックや掃除用具・工具類の生活用品を収納しています。
「無印良品」のファイルボックスには、中身の見えないホワイトグレータイプと中身の見える半透明タイプとがありますが、「どちらかというと中身が見えている方が探しやすく、安心感を覚える」という足立さん。
「でも、いくら物が探しやすいとはいえ、本音を言うと、生活感の出すぎるものが目に入るのはあまり気分が乗らない」とも。
そこで、ボックスを自分の目線より下に配置し、棚板の高さに少し余裕を持たせ、隙間から中味を見渡せるように工夫しました。この工夫で、使った物を戻すときもスムーズだそう。
機能としては抜群になったこのファイルボックス収納ですが、見た目がシンプルすぎてしっくりきていなかった足立さんは、さらに工夫を重ねます。
それは、ラベル!
無印良品のファイルボックスには、本来ラベルはついていません。
でも、ここはご家族共有のスペースでもあるので、ファイルボックスにはラベリングをした方が使いやすい。ラベルを自分好みにこだわることで、“機能面”と“ビジュアル面”を両立させたのです。
ラベルはデザイン重視の英語表記と、分かりやすさ重視の日本語表記の2段表記。できるだけ好みに近づくよう文字のバランスや字体などもこだわったのだそう。
写真のような市販のネームプレートを使用することで、シンプルな収納グッズをより自分好みに変え、少しずつお気に入りの空間が増えていくことを楽しんでいる足立さん。
見た目、機能、コスト……、 そのときどきに“何を大切にしたいか”“何を優先するか”で、目指すゴールは変わっていくこと。そして、そのゴールを明確にすることが、自分らしい暮らしに繋がることが伝わってくる収納でした。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ファイルボックスの活用例をご紹介した記事:
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・「見せる収納」と「隠す収納」の両方で使えるファイルボックスの形は?
・片づけのプロに聞く!「ファイルボックス」を活用した収納のアイデア10選
ライフオーガナイザー 足立容子
編集:中村佳子
【参考】
・ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプ・A4用 約幅10×奥行32×高さ24cm | 無印良品ネットストア
・ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプ・A4用・ホワイトグレー 約幅10×奥行32×高さ24cm | 無印良品ネットストア