おはようございます。
ライフオーガナイザーの白石規子です。
2016年8月20日(土)に開催された片づけ大賞。
今回は、8名のファイナリストとプレゼンテーションの内容をご紹介します。
目次
- ■『50歳から考える、よりプレミアムなセカンドライフを過ごすための片づけ』
- ■『7代続く10DKのお屋敷。広すぎる家とあふれるものをリノベーションで解決』
- ■『父と娘が楽に暮らすために。亡き母との思い出に寄り添う、ものと心のオーガナイズ』
- ■『食材ぎっしりのアメリカ製大型冷蔵庫。使いやすく、料理しやすく、モヤモヤ解消』
- ■『高校3年生320人全員集合!北海道初!全11時間の片づけ授業に挑戦!!』
- ■『中学生からのライフオーガナイズ。なりたい自分につながる時間と空間の片づけ』
- ■『片づけたいけど片づけられない人へのライフオーガナイザーのアプローチとサポート』
- ■『沼津の未来をもっと輝かせる「沼津市片づけ5S活動」』
- ■そして“片づけ大賞”の発表!
■『50歳から考える、よりプレミアムなセカンドライフを過ごすための片づけ』
今まで後回しにしていた片づけを、“これから先の自分”にフォーカスすることで叶えた事例。1日15分しか時間が取れなくても、着実に効果は出る!ことを実感しました。
発表者:かみて理恵子 (東京都)
■『7代続く10DKのお屋敷。広すぎる家とあふれるものをリノベーションで解決』
片づけとリノベーションを合わせたアプローチは、レジデンシャルオーガナイザーならでは!“今の暮らし”に焦点を合わせた部屋づくりとモノ選びの大切さを教えて頂きました。
発表者:十熊美幸 (新潟県)
■『父と娘が楽に暮らすために。亡き母との思い出に寄り添う、ものと心のオーガナイズ』
メンタルオーガナイズを行い、“自分の力を取り戻せる場所”のために片づけを。“今の暮らし”にフォーカスし、ゆっくり進めていく片づけは、シニア世代が居るご家庭にマッチしているのかもしれません。
発表者:野田弥栄子 (東京都)
■『食材ぎっしりのアメリカ製大型冷蔵庫。使いやすく、料理しやすく、モヤモヤ解消』
「家族に美味しいものを食べてほしい!」からこそ、食材が増えてしまう冷蔵庫。たかが冷蔵庫、ではあっても、その“冷蔵庫の片づけ”から毎日が変わる、世界が変わることを教えていただきました。
発表者:大野多恵子 (東京都)
■『高校3年生320人全員集合!北海道初!全11時間の片づけ授業に挑戦!!』
“片づけの授業”はまだ、家庭科の一環でしかありません。ものの片づけ以外の内容も学ぶことができるこの授業を「全国に広めたい!」という、田川さんの熱い思いが伝わってきました。
発表者:田川瑞枝 (北海道)
■『中学生からのライフオーガナイズ。なりたい自分につながる時間と空間の片づけ』
岩崎さんのサポートで思考の整理を行い、「なりたい自分」が明確になったという、高校生のクライアント様。「部屋の片づけは動線を重視」という毎日の記録写真は、変化が目に見えてわかる、素晴らしい内容でした。
発表者:岩崎美乃 (北海道)
■『片づけたいけど片づけられない人へのライフオーガナイザーのアプローチとサポート』
メディアでも有名な名古屋の資源屋敷の片づけをサポートしている大倉さん。クライアントに寄り添いながら少しずつ作業を進める、専門知識が必要な事案を、丁寧にご説明くださいました。
発表者:大倉亜紀 (愛知県)
■『沼津の未来をもっと輝かせる「沼津市片づけ5S活動」』
沼津市役所内の片づけを発表された西川さん。ひとりひとりの意識が変わるだけで、オフィスはさらに効率的な場所に。全国の自治体で、同様の活動が広まることが期待されます。
発表者:西川明美 (静岡県)
■そして“片づけ大賞”の発表!
片づけ大賞2016は、大野多恵子さんが受賞されました!
受賞スピーチで「たかが冷蔵庫、されど冷蔵庫です。日本中の女性、お母さんが幸せになることが、日本、そして世界中の食品ロスをなくすことにつながると思う。そして、それを伝えていきたい」と仰っていた大野さん。「帰宅したら冷蔵庫を片づけてみよう」と思った来場者も多いのではないでしょうか。
審査委員長である小松易さんからは、総評で「実は今までで一番、審査が割れました」とのコメント。「それは、ファイナリストそれぞれが、単純に私たちがイメージする片づけではなく、それぞれの立ち位置でテーマを持って片づけに取り組んだから。そのため、比べることが出来なかったのです。」
ひとことで“片づけ”といっても、その内容は幅広く、奥深いもの。今年の片づけ大賞では、昨年にも増してバリエーションに富んだプレゼンテーションが披露され、多方面で片づけのプロの仕事が必要とされることが鮮明になりました。
2017年は大阪での開催を予定しています。
“片づけの可能性と奥深さ”を体感しに、ぜひお越しください。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
写真:小山浩一
記事:白石規子