おはようございます。
ライフオーガナイザーの吉川圭子です。
先日、「ヤフー株式会社」様の本社移転に伴うオフィスオーガナイズのサポートに、ライフオーガナイザーたちがうかがいました。
新しいオフィスではフリーアドレス制となり、個人の荷物はロッカーに入る分だけ。割り当てられた容量は、なんとダンボール一個分! モノを減らす作業ではかなりタイトな取捨選択が必要そうです。
今日はそのオーガナイズ作業の様子をご紹介します。
今回のオーガナイズで登場するのはIさん(男性)。
引っ越しまでに荷物を減らさなければならないとわかっていても、何から始めればよいかわからずにお困りとのこと。
■まずは思考の整理から
オフィスのオーガナイズも自宅のオーガナイズと同じ。
いきなり片づけるのではなく、まずは思考の整理から始めます。
さっそくライフオーガナイザーによるヒヤリング開始。
普段の仕事の様子をうかがいながら、オーガナイズをどのように進めていくかを決めていきます。
ヒヤリングでは利き脳チェックも行います。Iさんはインプット・アウトプットとも左脳が利き脳でした。
左脳タイプの人は論理的にとらえることが得意な傾向があるので、“使う・使わない”などの機能面を優先して分類するキーワードを検討します。
ヒヤリングの結果、Iさんの分類ワードはこちら。
「仕事上必要」「個人的に必要」「自宅に持ち帰る」「不要」の4つに分けることに決まりました。
■すべてのモノを分類する
分類ワードが決まったところで作業開始です。
すべてのモノを、分類ワードに従ってどんどん分けていきます。
順調に分けていくIさん。
しばらくすると、分けられないモノが出てきました。
悩むIさん。手が止まってしまいました。
そこでライフオーガナイザーの出番。柔軟に対応します。
「“保留”の場所も作りましょう」
手が止まるときは分類ワードを見直すタイミング。無理に分けるのではなく、悩まずに分けられるキーワードを考えます。
Iさん「保留があると、気が楽になりますね!」
その後の作業は手が止まることなく、すべてのモノを分類し終えました!
■さて、結果はいかに?
引っ越し先に持っていきたいモノがすべて、ダンボール1箱に入るかを確認します。
もし入らないようなら、さらに仕分けが必要ですが…。
無事入りました!
実際にダンボールの中の荷物を、新しいロッカーにも入れてみました。
こちらも無事に収まりました!ミッション達成です。
さらに空間を有効に使うためには、ファイルボックスやブックエンドなどの収納用品を追加してもよさそうです。
いかがでしたか?
オフィスのオーガナイズも自宅のオーガナイズも進め方は同じです。まずは思考の整理をすることが、自分に合う片づけ方を見つけることにつながり、最終的にはよりスムーズにゴールに到達することにつながります。
「ヤフー株式会社」様、このたびはご依頼、そして取材へのご協力ありがとうございました!
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー吉川圭子
ブログ:整理収納手帖
写真:会田 麻実子(1、8、9枚目)、さいとう きい(2〜7枚目)
■今回の作業に協力したライフオーガナイザー(写真左から)
下村志保美
HP:楽Life
西川明美
HP:yamaneco的、日々の暮らし
日本ライフオーガナイザー協会代表理事 髙原真由美
Blog:片づけのプロになり起業する方法
吉川圭子
HP:整理収納手帖
沼本ゆき
HP:オースリー~思考・空間・時間を整える~
吉本雅代
Blog:シンプルライフ*エレガントライフ
■Yahoo!コーポレートBlog
ヤフーに片づけのプロがやってきた「捨てない片づけ」とは?