おはようございます。
ライフオーガナイザーのさいとう きいです。
1カ月後の11月8日(火)には大阪で、18日(金)には東京で、片づけ収納ドットコムの1周年記念イベントを開催します。テーマは「バッグの片づけ・収納術」。
詳細はこちら:
おかげさまで、東京の座談会(午前)、セミナー(午後)は早々に満席になりました。お申し込みくださったみなさま、ありがとうございます! 大阪のみ、席に少し余裕があるようですので、気になる方は早めにチェックしてみてくださいね。
編集チームでは現在、着々とイベントの準備を進めています。なかでもお問い合わせの多いセミナー『1個でも100個でも! ラクに「選べる」「出せる」「戻せる」バッグ収納のメソッド』について、今日は特別に!実例の“ほんの一部”をチラ見せします!
■ 実例1)“ピンとくる”キーワードでラベリング
最初の実例は、東京都新宿区在住のマスターライフオーガナイザー/クローゼットオーガナイザー、瑞穂まきさんのバッグ収納です。
収納場所は寝室にある、まきさん専用のクローゼット。自立するバッグはひとつずつ袋に入れて枕棚に収め、中身がわかるようラベリングしています。
ラベリングは、それぞれ「セリーヌ朱・黒」「黒チャーム」「デニム」など、自分自身が“ピンとくる”キーワードを採用。家族で共有しないバッグ類は、自分にとっての見つけやすさ、片づけやすさを追求するのがポイントです。
自立しないバッグは薄くたたんで、コの字棚の下へ。バッグの一部が見えるようにしておけば、ラベリングしなくても、簡単に使いたいバッグを見つけられます。
■ 実例2)ボックスにまとめて“見渡せる”収納に
神奈川県鎌倉市在住のマスターライフオーガナイザー、住江直美さんも、瑞穂さんと同じように、寝室にあるクローゼットの枕棚にバッグを収めています。けれども、収納方法は同じではありません。
収納スペース全体を“見渡して”ものを探すタイプの住江さんのご自宅では、多くの場所で「オープン収納」が採用されています。探しやすさ、出し入れしやすさを優先して、日頃からクローゼットの扉も開けたままにしているそうです。
バッグは「IKEA」の「SKUBB」ボックスにまとめて収納。カラフルなソフトバッグを多くお持ちですが、白いボックスなら目隠し効果は絶大。扉が開いていても見た目はすっきり保てます。
ハンドルを持ってボックスごと引き出せるので、なかを“見渡して”使いたいバッグを簡単に見つけることができるそうですよ。
■ 実例3)100個のバッグは使用頻度別に分類
東京都中央区在住のクローゼットオーガナイザー、かみて理恵子さんは大のバッグ好き。46平米というコンパクトなマンションにお住まいですが、100個以上(!)のバッグをお持ちです。
バッグの収納スペースは、備え付けのクローゼットとベッドの間にぴったり収まるようオーダーした造作家具のなか。
使用頻度の高いバッグを中段に、低いバッグは上段に、中段以下には仕事で使う大きめバッグを収めているそうです。手のひらサイズの小さなバッグやポーチは、カゴやボックスにまとめることで、出し入れしやすくなっています。
現在でこそ、ラクに「選べる」「出せる」「戻せる」バッグ収納の仕組みが整っているライフオーガナイザーたちですが、ここに至るまでには「今日、使いたいカバンが見つからない」「重なったカバンを取り出したら雪崩がおきた」「戻すのが面倒で、ついあちこちにチョイ置きしちゃう」時期だってあったんです。
セミナーでは、家に帰ったらスグに実践できる「オーガナイズ3ステップ」についてもお話しします。ステップに沿ってバッグ収納を見直せば、年末までに自分に合ったバッグ収納が手に入るかもしれませんよ。
今回ご紹介したバッグ収納をさらに掘り下げて説明するだけでなく、ほかにもたくさんのライフオーガナイザーたちの実例を紹介する予定です。楽しみにお待ちくださいね。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー さいとう きい
ブログ:SMALL SPACES: 狭くても快適に
写真:川俣満博(1〜5枚目)、会田麻実子(6、7枚目)