子ども3人で6.5畳の子ども部屋。なのにスッキリ!その秘訣とは?

おはようございます。
ライフオーガナイザーの会田麻実子です。

前回に引き続き、千葉県船橋市在住のライフオーガナイザー、北村めぐみさん宅の子ども部屋をご紹介します。

北村さんご一家は、ご主人のご両親と二世帯住宅に暮らしています。北村さん家族の暮らす2階は、2LDK。子ども部屋は、中学2年生の長女、小学5年生の長男、小学3年生の二男の3人で一部屋を使っています。

■3人姉弟で6.5畳。なのにスッキリの秘訣は?

子ども3人で6.5畳の子ども部屋。なのにスッキリ!その秘訣とは?

小さなお子さんばかりならいざ知らず、中学生のお子さんもいらっしゃるのだから、きっと広い部屋なのだろう…そう考えていた私たちでしたが、その予想はあっさりと裏切られました。子ども部屋の広さは、なんと6.5畳。けれど、3人もお子さんが暮らしているとは思えないスッキリとした空間です。その秘訣はどこにあるのでしょうか?

1つ目の秘訣は、高さのある3段ベッドを使用していること。限られたスペースを有効活用できるのはもちろん、上段と中段は、それぞれ長女と長男のプライベートスペース代わりとなっています。勉強机は長女のスペース。壁には、軽量レンガを家族みんなで貼りました。

■カスタマイズした収納スペースで、置き場所を明確に

子ども3人で6.5畳の子ども部屋。なのにスッキリ!その秘訣とは?

2つ目の秘訣は、カラーボックスを使ってカスタマイズした長男と次男の収納スペース。3段のカラーボックスは、上を教科書や筆記用具などの勉強道具、真ん中をランドセル、下のボックスをフリースペースに決めました。間に設置した棚には部活用の道具を収納しています。ママにとっては、学校から帰ってきた子どもがランドセルを放り投げて遊びに出かけしまうのは悩みの種ですが、ランドセルを置く場所をつくっておけば、きちんと自分で片づけてくれます。

■スッキリした子ども部屋を支える収納の秘密とは?

子ども3人で6.5畳の子ども部屋。なのにスッキリ!その秘訣とは?

3つ目の秘訣は、仕組み化された1.5間の収納スペース。下段のプラスチックケースには、習字や絵の具、裁縫セットなどの学用品のほかに、賞状や工作、学校のイベントで使った「思い出」のものを収納しています。思い出グッズは、引き出しがいっぱいになったら整理。残しておきたいものは奥の思い出ボックスに移動する仕組みです。中段はラケットやジェンガ、カード、ゲームなど3人共有のおもちゃ。子どもが大きくなって不要になったおもちゃは、小さな子どものいる友人に譲るなどして手放しています。

子ども3人で6.5畳の子ども部屋。なのにスッキリ!その秘訣とは?

3人で共有しているクローゼットは、左から長女、長男、次男のスペース。洋服はトップスとボトムスそれぞれ5枚を目安とし、シーズン中はそれを着回すようにしています。洋服は、シーズン初めに子どもたちと一緒に買い物に行き、本人が好きなものを購入するのだそう。

洗濯物をクローゼットに片づけるのは子どもたちの仕事。洗濯物が乾いたらトップスはハンガーにかけたままパイプハンガーに、ボトムスや靴下などは子どもたちが自分でたたんで引き出しに収納しています。

片づけも家事も当たり前のこととしてする、そんな子育て法も、北村邸の子ども部屋がスッキリしている秘訣の一つのようです。

あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

ライフオーガナイザー 北村めぐみ

記事:油科真弓
写真:川俣満博
編集:会田麻実子

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