おはようございます。
ライフオーガナイザーの吉川圭子です。
片づけ収納ドットコム2月のテーマは、『マフラー・手袋の収納』です。
マフラーなどの冬小物をはじめ、冬の衣類収納でよく聞かれるお悩みが、「一度身に着けたものはどうしていますか?」問題。この時期、クローゼットにしまいたくないけど、洗濯するまででもない。置き場所に困るそれらのアイテムたちが部屋を占領し、悩みは増すばかり。
わかります! 私もめんどくさがりの割に衛生面での変な?こだわりがあって、洗ってないものをクローゼットにしまうのに抵抗があるタイプです…。
■一時置きスペースをしっかり確保する
この手のお悩みは、理屈はどうであれ感覚的に「一度身に着けたものはクローゼットにしまいたくない」んですよね。となるとやはり、クローゼットとは別に一時置きスペースを作ることが、悩み解決への近道。
私はハンガーラックを使って一時置きスペースを確保しています。服はラックにかけ、ストールなどはラック下部に置いてあるボックス(「無印用品」の「ポリエステル綿麻混・ソフトボックス・長方形・小」)に入れるだけ、もしくはラックにかけるだけ。
ちょうど、先日のエディター秋山の記事でも同じような収納方法が紹介されています。
・「とりあえず置き」のマフラーも、進化すれば「片づく仕組み」!
■スペースは『収納するものの最大量』に合わせる
収納スペースを作るときに大事なポイントが、『収納するものの最大量』に合わせること。ストールなどの小物類は、夏より冬のほうが一つひとつがかさばるので、一時置きスペースも冬に合わせて仕組みを作ります。
私もここ数年でストールの数が増えたので、この機会に仕組みを見直すことにしました。
・収納するものの最大量を把握
下のボックスには収まりきらなくなり、ラックに何枚も重ねてかけざるを得ない状態です。
・クローゼット全体を俯瞰
ほかの場所にしまっているストール類の仕組みも見直します。
洗濯済みのストール類はどこに保管しているかというと、クローゼットのこの部分。
使っているボックスは、「無印用品」の「ポリエステル綿麻混・ソフトボックス・長方形・中」。一時置き用のボックスより一回り大きいタイプです。
ここで、あることに気づきました。この保管用ボックス、冬の間はあまり中身が入っていません。よく考えたら大半が一時置きスペースに置いているので当然ですね…。
カンのいい読者の方はもうお気づきかもしれませんが、保管用ボックスと一時置きボックスを入れ替えて様子を見ることにしました。
収納ボックスが大きくなったので、ラックにかけていたストールもボックス内にしまえるようになりました。
■一時置きスペースにためすぎないためのルールを決める
一時置きスペースを考えるにあたり、もうひとつ大事なポイントがあります。それは洗濯のタイミング。
私は、『ラックがいっぱいになってきたら洗濯』という、なんともあいまいな(笑)マイルールを作っています。洗濯が済んだら、次の出番がくるまではクローゼットへしまいます。
冬になると悩ましい“一度身に着けたものの置き場所”問題。「クローゼットの中にしまえばすっきりするとはわかっていても、しまいたくない」とお悩みの方、一時置きスペースをなんとか確保して、部屋が散らかりにくくなる仕組みを作ってみて下さいね。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー吉川圭子
ブログ:整理収納手帖