子どもの洋服はどこにしまう? 答えは“子どもの行動に合わせた”分散収納でした


おはようございます。
ライフオーガナイザーで現役会社員でもある手塚千聡です。

子どもの洋服をしまう場所、子ども部屋がいいのか、はたまたリビング?クローゼット?と悩みませんか?

わが家は広くはないマンション住まいで、収納にも限りがあります。加えて共働きで、平日は朝晩猫の手を借りたいほどの忙しさ。そのため、洋服は必要以上に持たずに、小さな頃から「身支度を自分で無理なくできる」ことを目指して整えていきました。

現在小1と年中の子どもたち。成長とともに、これからも変化していくと思いますが、幼児から小学校低学年くらいまでの子どもにとっては、今のカタチが最適だと感じています。

わが家特有の間取りや事情はもちろんありますが、共通して言えることもありそうです。今日はそんな子ども服収納についてご紹介します。

■わが家の子ども服収納は“分散収納”です

子ども服をしまっている場所は全部で4カ所です。備え付けのクローゼットは3カ所ありますが、狭いウォークインタイプなので子どもにはあまり向かないと感じ、別の場所にしました。

1つめは、洗面所のリネン庫と呼ばれる備え付けのスペースです。平日幼稚園や小学校に着ていく制服と肌着、靴下、休日服をしまっています。

しまい方は年齢とともに変化してきました。以前のしまい方はこちらでご紹介しています。
>>>小さい子どもでも自分で身支度できる! 洗面所収納3つのポイント

今は、娘の制服を扉裏のフックにかけて、その他は棚板に「無印良品」の「ポリエステル綿麻混・ソフトボックス」「ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプ・ホワイトグレー・1/2」を置いてしまっています。

子どもの洋服はどこにしまう? 答えは“子どもの行動に合わせた”分散収納でした

2つめは、洗面所の洗面台下の引き出しです。ここには、パジャマとパンツを息子用、娘用のボックスを入れて収納しています。

子どもの洋服はどこにしまう? 答えは“子どもの行動に合わせた”分散収納でした

3つめの収納場所は、寝室のスチールラックです。外出用のコートや、シワになりやすいシャツ類、ワンピースなどをかけています。棚には洗面所とサイズ違いの「ソフトボックス」を置いています。上段にはオフシーズンのもの、下段には休日用のリュックやマフラー、手袋などの小物類を入れています。

4つめの収納場所は、リビング学習用スペースのシェルフの中です。ここには息子の制服の上着と制帽を入れています。

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■“分散収納”にしている理由は?

どうしてこんなに分散収納にしているかというと、理由は2つです。67㎡と広くはないマンション暮らしなので、便利な場所に十分なスペースを取れないこと。

もうひとつは、着る服や肌着を子どもたちの行動によって分類したら、1カ所で集中収納することより分散収納が便利に感じたからでした。

たとえば、お出かけ着など日常的に着ないものは、必ずしも日頃便利な場所にある必要はありません。小さなスペースによく使うものとあまり使わないものを混在させないほうが、子どもも着たい服にすぐアクセスできるようでした。

そこで、日常的に着ない服は、出かけるときだけ必要なアウター類と一緒に、玄関横の寝室にある収納スペースに。例外は、息子の平日アウター(制服上着と制帽)です。寝室には置かず、リビング学習デスク横のシェルフに収納しています。

これは、下校後の「困った!」に効きめがあったからでした。他のアウター同様、寝室に置いていた頃、息子の上着と制帽は、いつもリビングの床に脱ぎっぱなし。

よくよく行動を観察すると、帰宅したら寝室には寄らずリビングに直行。そこでランドセルをおろし、上着や帽子を脱いでいました。寝室は電気も空調もついていません。一方のリビングには家族もいるし、学用品やランドセル置き場もあり、息子の行動も不思議ではありません。

行動に合わせて今の場所に変えたら、自分でしまえることが増えました。ハンガーに掛けなくちゃと思っていた上着や制帽も、実はしわも型崩れも気にならない素材。“自分でしまえる”を優先したらボックス投げ込み収納で十分でした。

子どもの洋服はどこにしまう? 答えは“子どもの行動に合わせた”分散収納でした

そのほか普段の身支度に必要なものは、洗面所に収納しています。わが家の洗面所は、脱衣所も兼ねていて、LDKのすぐ横の家の中心に位置しています。起きて顔を洗うのもお風呂上がりも洗面所を通ります。毎日の身支度に必要なものは、洗面所の収納スペースにしまうのが便利でした。

ただ備え付け収納のひとつひとつのスペースは広くはありません。そこで朝着るものと夜着るものに分けてしまうことに。そうするとすべてを収めることができました。

たとえば、リネン庫には朝着替えるのに必要なものがそろっています。洗面所に来たら、リネン庫と向かいの洗面台下の扉を開けっぱなしに。洗面台下にある脱衣かごにパジャマをいれて、リネン庫からは肌着や制服を取り出し着替えます。広すぎない空間がかえって集中できるようで、娘はここで身支度をするのが定番です。

子どもの洋服はどこにしまう? 答えは“子どもの行動に合わせた”分散収納でした

一方洗面台下の引き出しには、夜お風呂上がりに着替えるのに必要なものだけをしまっています。衣類はパンツとパジャマのみ。ここには靴下や肌着は入れないかわりに、お風呂上がりに使う保湿ミルクを入れています。

朝と夜で分けておくと、物が多すぎず混ざらず、小さな子どもにも簡単です。特に中身がシンプルな引き出しは、よちよち歩きを始めた頃から自分で取り出せていて、「小さな子でもこんなことができるんだ」と感心したのを覚えています。

■動線&分散収納で気をつけたいこと

“行動に合わせた収納”は、必ずしも間取りだけでは判断できません。着替える場所の快適さや、子どもが小さいうちは、「親の気配を感じられる場所で身支度をしたい」ということもあります。

たとえば「洗面所(脱衣所)にパジャマと下着を置くのが便利」とよく言われ、今のわが家でも当てはまりますが、以前の住まいでは当てはまりませんでした。

当時の洗面所は、玄関に近く窓もあるせいでとても寒かったからです。お風呂上がりは子どもをひとまずタオルにくるんで暖かいリビングへ。そこで着替えさせられるよう、リビングに収納があるのが便利でした。

今の家で、一時、制服を寝室のスチールラックに移したときも、子どもたちに不評でした。今の子どもたちには、北側の薄暗い寝室ですぐに着替えるより、みんなが集まる明るいリビングまわりで着替えるほうがよかったからです。息子の着替えのお気に入りスペースは、リングの窓際。いつも顔を洗う洗面所で制服一式を持って、日が差し込み、床暖房のあるここで着替えています。

子どもの洋服はどこにしまう? 答えは“子どもの行動に合わせた”分散収納でした

最後にもうひとつ気をつけたいことは、分散収納で、洗濯に不便はないかどうかということ。やたらと分けて収納してしまうと、洗濯後にあちこちにしまわなくてはならなくなります。

わが家の場合は、洗濯乾燥は洗面所と浴室で完結しているので、片づけも楽でした。洗濯や衣替えなど、親の管理もまだ必要な時期なので、親目線の不便がないかも確認してみてくださいね。

ご家庭により、間取りや気温などの環境、収納スペースの制約はさまざまです。きっと「子どもの洋服はどこにしまう?」の正解は、家の数だけあるはず。

それでも共通しているのは、「子どもたちの行動に合わせるとうまくいく」ということ。その時々で、「スムーズにいかない」「脱ぎっぱなし」など不具合があったときは、収納場所に原因があるかもと疑ってみてください。

最初はわからなくても、修正していくうちにだんだんと自分たちにフィットしていくように思います。

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あなたは生み出された時間で何をしますか?
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心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

ライフオーガナイザー 手塚千聡
ブログ : 不機嫌にならない暮らし~会社員ワーママの、ラクしてシェアして、時間を生み出す暮らし術~