おはようございます。
ライフオーガナイザーの中村佳子です。
今月はマフラーの収納アイデアをテーマにご紹介していますが、今日は兵庫県芦屋市在住のライフオーガナイザー萩美規子さんのマフラー収納についてご紹介!
「そもそも私、ズボラなんです」という萩さん。「外出先から戻って、すぐにマフラーを畳んで収納することができず、あとで片づけようと思いながらソファにかけっ放しだったこともしばしば。ちょい置きスペースやとりあえず置きもチャレンジしてみたものの、次から次へと重なっていき、そのままてんこ盛り状態に……。私には、“きっちり収納”も“とりあえず収納”も無理でした」と言います。
■着地点は“コートのまんま収納”
玄関からリビングに向かう途中にある3畳ほどの衣裳部屋。コートは、そこへ設置したハンガーラックにかけています。
外出から帰ったら、コートを脱いでハンガーにかけるときにマフラーも一緒にかける! まるで、ハンガーにコーディネートされたかのよう。これが萩さんのたどり着いた、その名も“コートのまんま収納”! (“まんま”とは、“そのまま”の関西弁です。関西人中村訳(笑))
これなら楽チンだし、着るときもそのまま羽織って出かけられる。組み合わせを変えたいときだけ、コートからマフラーを引き抜くので、そのときのためにハンガーは1本余分にかけているそうです。
■自分の適正量を知って、管理も衣替えも楽ちん!
ほとんど使わないファーやスカーフ、オフシーズンのものはハンガーではなくタンスの引き出しに収納しているという萩さん。
引き出しの中も、手前のスペースにはほとんど使わないオンシーズンものを、奥のスペースにはオフシーズンものを収納。こうすることで、衣替えも前後を入れ替えるだけなのですぐにできるようになったそう。
さらに、巻物は、季節ごとに4本ずつ(冬用×4、春夏用×4、夏日焼け対策用×4)と適正量を決めているそう。衣替えだけでなく、管理もしやすそうです。
ちなみに、この4本セットが季節ごとにハンガーラックに登場するということになるので、春バージョンはこんな感じ。
■どこの家にもあるアイテムを小物収納に活用
手袋や帽子などの小物類は、隣のポールハンガーに「引っかけ収納」しているのですが、ここにも楽ちんの秘訣が。
手袋は、洗濯バサミにはさむお洗濯方式。
「手袋を引き出しに収納すると持っていくのを忘れてしまい、コートのポケットに入れておくとどのコートに入れたのか忘れてしまい、探すのが手間だった」という萩さんですが、この収納方法にしてからは、コートを着るときにサッと持ち出せ、帰宅後もはさむだけなので忘れることもなく、とても楽ちんだそうです。
楽ちんのヒントは、自分の行動のしやすさにあるのですね。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 萩美規子
ブログ: *お片づけステップ*
編集:中村佳子