おはようございます。
ライフオーガナイザーの秋山陽子です。
3月の桃の節句はひな祭り。お雛様を飾る季節ですね。以前は、「出すのが….、収めるのが….、大変!!」っと億劫になりがちだった雛飾り。今では、毎年飾るのを楽しんでいます。それは、あることで、手間と時間が省けたことが始まりでした。今日はそんなわが家の収納方法についてご紹介します。
■雛人形はコンパクトでも、収納サイズが大きすぎる!
娘の初節句から15年。当時、転勤族だったわが家は、コンパクトで段飾りできる雛人形を探していました。選んだ雛人形は「ひいな十五人四段飾り」。
人形は、片手にのるほどの小さなサイズ、15人飾っても、幅60cm奥行き47cm高さ47cmの大きさです。段飾りにしてはコンパクトサイズなのですが、収納となると、どうでしょう。その当時、社宅住まいのわが家の押入れはこんな感じでした。
はい、押入れの4分の1を占領していました。購入した当時の箱は、人形一つ一つが箱に入り、詰め紙が何重にもほどこされ、また箱に入り、まるで入れ子式の箱のよう….。最後にひとまとめにするために大きな段ボールに入っていました。この大きな段ボールを動かし、箱から出すことを考えると、数年経つうちに「出すのが大変」と思うようになっていました。準備するにも、気が重いと1日かけて飾るような気持ちに。引越しを機に、この収納方法を見直すことにしました。
■「箱を取り換える」だけで、収納サイズは4分の1に!
購入当初の何重にもなっていた箱。いちばんのネックは、一人では持ちきれないほどの大きさ。箱を取り換たいところですが、そうすると人形の保管が気になります。購入当初の箱を使っている理由の一つは、実は安心感でした。過包装がカビや虫食いを防いでくれているものと思っていたのです。
そこで、「カビ等の心配がない収納法はないか」とネットで検索すると、桐の箱に収納する方法が見つかりました。だだ、わが家のようなコンパクトサイズの人形には大きすぎるサイズばかり。「他に、何かないかな」っと探しているとき、教えてもらったのがタッパーウエア。ほこりや湿気を防ぐ効果から、和装小物の保管に、使われていました。値段は予算以上でしたが(笑)、あの大きな段ボールから解放されたかったので、購入してみることに。
15の人形は1つ1つ入っていた箱をやめ、小物と一緒に1つにまとめて入れることにしました。並べる土台となるものは、そのまま段ボールを利用。なんと収納サイズ、4分の1どころではありません。ずいぶんとコンパクトになりました。
収納のサイズがコンパクトになると、当然出し入れが簡単になります。今は、人形は、管理しやすいウオークインクローゼット上段へ。土台は畳下の収納に分けて入れています。時間も、準備が30分、片づけは15分もあればできます。「時間を計ってみよう」と思えるくらい、大幅に短縮されました。気になっていたカビ等も、使い始めて10年近くなりますが、今のところ綺麗に保管できています。
■収納が簡単になるとさらに飾る作業に一工夫!
収納がラクになったので、さらに小物も飾りやすくする工夫をしました。1つ1つ写真を見ながら小物を人形の手にもたす作業は、時間がかかります。そこで、段ごとに、小さなジッパーつき袋に入れることに。
たったこれだけのことですが、飾りたいものがすぐに見つかるので、時間も短縮! 歌いながら飾ったりするくらい、気持ちにも余裕ができました。
「購入したままの箱でないといけない」という思い込みを外せたことで、収納スペースを大幅に縮小。何より楽しみながら、飾れるようになりました。箱を取り換えただけなんですけどね(笑)。
私専用(笑)のガラスの雛人形を入れる箱の取り換えについても、ご紹介しています。
「使えます!!100均蓋つき収納箱の活用法」
こちらは、箱をまとめることで収納をラクにした例です。
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ライフオーガナイザー秋山陽子
ブログ:うちらしく暮らしやすく シンプルing