おはようございます。
ライフオーガナイザーの中村佳子です。
もうすぐ3月3日、「桃の節句」ですね。……と書きましたが、わが子は男の子2人で女の子がいません。なので、何もせず知らない間に終わっていたパターンがしばらく続いていました。子育ても少し一段落して余裕ができてきたのか、「やっぱり季節行事は楽しみたい」という思いがでてきて、「でも、お雛様を買うほどでもないなぁ」という気持ちの間で揺れていました。
■“手ぬぐい”をインテリアとして取り入れてみよう
そんな私が辿り着いたのは、“手ぬぐい”です。手ぬぐいというと生活雑貨のイメージがありますが、今はショップでもネットでも探してみるとインテリアとして売られているオシャレで可愛いものがたくさんあります。
もちろん“ひな祭り”バージョンも。今年は玄関ドアに飾ってみました。
■簡単に飾れるグッズで楽しむハードルを下げる
飾るのに使用しているのは「タペストリー棒」。手ぬぐいの両端を挟み込むことで、額に入れなくてもピシッときれいに飾れるので、手間もかからず、お手軽です。飾る前に手ぬぐいにアイロンをかける必要はありますが、所要時間は5分くらい。
付属の紐でフックなどに吊るすこともできますが、ひと手間加えてタペストリー棒の裏側に100円ショップで購入したマグネットを貼り付けると今回の玄関ドアのような場所に貼り付けることもできます。
■手軽さが“季節を楽しむ暮らし”へ繋がる
“手ぬぐい”1枚でも十分ひな祭りの雰囲気がでますし、家族も「あっ!お雛様!」と喜んでくれています。さらに、“手ぬぐい”1枚なので飾るスペースも奥行数cm。畳むと手のひらサイズなので、しまうときもスペースいらずなのがとても助かりますね。
おかげで、今では、夏の大きなひまわりや冬のクリスマスなどお気に入りの“手ぬぐい”が増え、季節が巡るのが楽しみになりました。
1つ1つの行事を、丁寧に、昔から伝わる伝統に忠実に準備して楽しもうとすると、どうしてもハードルが高くなってしまいますが、「季節を楽しむ」をまずは自分サイズで手軽に暮らしに取り入れていきたいですね。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 中村佳子
ブログ: おかたづけのじかん