おはようございます。ライフオーガナイザー国分典子です。
3月は別れと旅立ちの季節。これまでのお礼や、新たな門出のお祝いにと、花束をいただく機会が増えるのではないでしょうか。そこで今日は、花束用の大きな花瓶を使わずに、お花を家の中のあちこちで楽しむアイデアをお伝えします。
題して「なんちゃってお花畑作戦」。ではスタート!
■時代は流れゆくもの。大きな花瓶を持つ派? 持たない派?
ふだんからお花を飾る習慣があるお宅なら、きっと大きなサイズの花瓶が常備されていることでしょう。しかしわが家の場合、1輪、多くても3輪ほどのお花しか飾る習慣がないため、花束を生ける大きな花瓶がありません。
実は大昔、花束をいただく機会がよくあり(独身&バブル時代の“あるある”ですね、笑)、大きいサイズの花瓶もいくつか持っていました。結婚時、あたり前のように花嫁道具として実家から持ってきたのですが……。
「あれれ???おかしい! 誰も私に花束をプレゼントしてくれはりませんけど?!」
の生活に、少しずつシフトしていったのです。
そこで、やたらと場所を取る“昔取った杵柄的な花瓶”は邪魔モノ扱いになり、一気にバサッと処分。気持ちも空間もスッキリはしたものの、今度は、たまーーーーーにいただく花束を入れる花瓶問題に、頭を悩ませることとなりました。
■そうだ! お花をバラして空きビンに入れてみよう!
そんなときふと思いついたのが、 大きな花束をバラして、なんとなく残しているビンに入れてみる作戦です。
おそらくどのお宅にでもありそうな空ビン。
その中にバラしたお花をイン。
大きな一つのかたまりだった花束が、こんなにもたくさんの空きビンの中に、可愛く収まってくれます。
題して、「なんちゃってお花畑作戦」です。
この作戦での私のお気に入りポイントは、3つ。
1.気軽!
→ビンのサイズが小さく、水の入れ替えが片手でラクラクできる
2.楽しい!
→家の中のあちこちに飾ると、お花畑気分を味わえる
3.心が温まる!
→飾っているどの場所からも、花束をくれた人の気持ちを感じ取れる
たとえば、
洗面所の観葉植物に添えてみたり、
殺風景なテーブルの真ん中に彩りを加えてくれたり。
おかげで、いただいた喜びは何倍にもアップし、花瓶持っていない問題は一気に解決しました。
■思い込みを手放して、今あるモノで心豊かに楽しんでみよう
今は、無いモノ、足りないモノを、安価ですぐに買える便利な時代です。必要で、長く使い、収納場所を確保でき、気持ちの面でも邪魔モノにならないのであれば、買っても、持ち続けても、何の問題もなし。
でも、突発的に必要になり、使うチャンスが少なく、収納場所に迷い、いずれ邪魔モノ扱いになる可能性があれば、買うかどうか、持ち続けるかどうか、を考えるチャンスです。
新しいモノを慌てて手に入れようとしなくても、今あるモノを使って、「心豊かになれるのでは?」「楽しみの幅を広げられるのでは?」と一度立ち止まって見直してみましょう。
「花束は花瓶にいれるべきモノ」という思い込みを手放したときに、湧き上がってきたアイデアです。モノを持つ意味や、日々の暮らしを心豊かに楽しむ工夫を再確認するきっかけとなれば嬉しいです。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー国分典子
ブログ:ライフオーガナイザー・メンタルオーガナイザー国分典子が伝えるココロが軽くなる整理術