お弁当作りの強い味方!だけどちょっぴりしか使わない「プリーツレタス」のラク技&食べきり法

おはようございます。
ライフオーガナイザーの秋山陽子です。

毎日お弁当を作っていると、野菜の保存や調理のちょっとした工夫に救われることが、たびたびあります。今日は、料理をすることが大好き!でも「私超ズボラなんです」と話す広島のライフオーガナイザー中原恵さんに、お弁当作りの強い味方、プリーツレタスの使い方について教えていただきました。

■プリーツレタスは、冷蔵庫の中(!)でちぎる

彩りのよいお弁当のおかずのしきりには、緑の葉ものがよく使われています。毎日3個のお弁当を作っている中原さんは、葉の部分がフリフリしている「プリーツレタス」を使っているそう。これだけで、ぐっと美味しそうに見える便利な食材ですが、使いたいのはレタスの葉のフリフリな部分を少しだけ。この、ほんのちょっぴりの手間をラクにするため、中原さんは、冷蔵庫に入れたまま、手でちぎって取り出しているのだとか。

お弁当作りの強い味方!だけどちょっぴりしか使わない「プリーツレタス」のラク技&食べきり法

ポイントは、買ってきたときに少しだけ準備をすること。袋から出して洗ったレタスは、キッチンペーパーでよく水分をとり、フリフリの葉の方を上にして、ジッパー付きの袋に入れます。

この状態で、下の写真のように冷蔵庫の手前へ。この位置なら、野菜室の引き出しを少し引くだけで、取り出すことができます。中原さんは、朝のお弁当作りでは、冷蔵庫に入れたまま、レタスが入っているジッパーを開けて、そのまま必要な部分を手でちぎるのだそう。

お弁当作りの強い味方!だけどちょっぴりしか使わない「プリーツレタス」のラク技&食べきり法

実は、中原さんに負けないズボラ体質の私も、冷蔵庫に入れたまま手でちぎることはやっていました! だけど、大きく違うのは、ちぎった後に洗っていたこと。買ったときに、洗ってすぐ使えるようにしておけば、毎日その数秒がラクになりますね。

■残った茎は、食感を生かしたおかずサラダに

こうして、毎日のお弁当でレタスの上だけ使っていくと、茎に近い固い部分だけが残ってしまいます。

お弁当作りの強い味方!だけどちょっぴりしか使わない「プリーツレタス」のラク技&食べきり法

料理が苦手な私が考えるのは、無理やりお弁当のしきりに使うか(笑)、小さく切ってサラダに投入するくらい。中原さんに聞くと、こんなときに使いやすい、むしろこの茎に近い部分をメインに使うオススメのレシピがあるのだとか。

その中の1つのレシピを教えていただきました。

お弁当作りの強い味方!だけどちょっぴりしか使わない「プリーツレタス」のラク技&食べきり法

とり天サラダ

【材料】

・残ったレタスの茎部分
・ミョウガ
・大葉
・作り置き冷凍したとり天
・大根おろし、七味、ポン酢

【作り方】

1.残った芯に近い部分は、茎を斜めに1〜1.5cm幅くらいに切ります。

お弁当作りの強い味方!だけどちょっぴりしか使わない「プリーツレタス」のラク技&食べきり法

2.1のレタスと、細切りしたミョウガ、大葉を混ぜて皿に盛り、その上にざっくり切ったとり天をのせます。
とり天は多めに作り、冷凍しておくと便利。解凍してトースターでカリっとさせて使います。
3.最後に、大根おろし、七味、ポン酢をかけます。

はい、あっさり味だけどボリューミーなサラダの出来上がり。

「このレシピはレタスのフリフリした部分より、茎の方が美味しいんです」と中原さん。2株分のレタスの茎が欲しいくらい、茎がメインのレシピなんだとか。中原家では、一年を通してよく登場するそうです。そんなことを聞くと、さっそく作ってみたくなりますね(笑)。

お弁当のために買っていたプリーツレタス。
残った茎の部分をサラダの中に混ぜて、ごまかすように(笑)使っていた私にとって、このレシピは、“残りもの”を“メイン”に使う発想の転換になり、気持ちまでラクになりました!

あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

ライフオーガナイザー中原 めぐみ

写真:中原 恵
記事編集:秋山陽子

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