おはようございます。
ライフオーガナイザーの秋山陽子です。
リビングやダイニングの一角に、「ワークスペースが欲しいな」と考えたことがある方も多いのではないでしょうか? 持ち帰った仕事を片づけたり、プリント整理や家計管理をしたいときに、ちょっとした作業スペースがあると何かと便利ですよね。
ダイニングテーブルの上が仕事場だったわが家。個人情報を取り扱う仕事から、「管理をしっかりしたい」との思いもあり、このたび、仕事とプライベート空間を分けることにしました。妄想が働き、あれもこれもとやりたいことが頭に浮かびますが、今回は、専用スペースをつくることを最優先に、家にあるもので「ワークスペース」をつくることからスタート。
これが予想以上の効果!仕事のONとOFFが、場所を変えることではっきりし、うまく気持ちの切り替えができるように。仕事も集中して取り組むようになりました。それを見ている家族もわかりやすいようで、家事を手伝ってくれる場面も増えてきました。
そんなわが家の「ワークスペース」作りについてご紹介します。
■ニトリの折りたたみに板をのせただけのデスク
わが家では、作業できる机はダイニングテーブルのみ。まずは、机を置く場所を玄関横の部屋に確保しました。机は、クローゼットの中に収めていたニトリの折りたたみ机(70×45cm)を使います。
それだけでも十分なのですが、引き出しがない分、最低限の文具と書類を机の上に置きたいので、折りたたみ机の上にさらに大きな板(90×59cm)をのせました。板をのせているだけですが、グラグラすることもなく、机上スペースを大きくとることができました。また、場所を移動することがあっても折りたためるので、手軽に取りかかることができます。
■文具は持ち運べる収納でストレスフリー
文具類は、持ち出し可能な立てるペンケースを使います。引き出しがない机にはこれは便利。出かけるときは、ペンケースとして持ち出し、普段はペンたてとして使用。
ペンケースは、同じものを2つ用意し、用途で分けて使っています。いつも使う文房具は、右側の数本入ったペンケースに。もう1つのケースには、ときどき使うペンのほかにハサミやのりも入れています。出したままでOKの置き場所が決まると、私しか使わない「仕事用」として取り扱うことでき、管理も楽チン。こうした小さなことが集中できる環境にもつながり、ストレスフリーな空間となっていきます。
■デジタル化でスリム化した書類は、机上置きでラク収納
書類の置き場所は机上のスペースのみ。アナログの派の私は、紙ベースで保存していることが多かったのですが、これを機に、保存書類はできるだけデータ化しました。残った、置きたい書類などを4つに分けます。
- 今、取りかかっているもの
- 繰り返し見たいもの
- 処理済みのもの
- すきま時間があればやりたいこと
これらをインデックス機能の役目を持ったブックエンドを使って分けて収納。5カラー5個セットの「indice」を使っています。
このブックエンド、カラフルで見分けやすく、おまけにインデックスとなる部分が飛び出しているので、迷うことなくサッと取り出せます。とっても便利! 入れるものの量によって幅を調節できるところも使いやすいところ。色が入ることで、ちょっとした遊び効果にもつながり、ワクワクな気持ちにも(笑)。
こうしてできた「ワークスペース」。たったこれだけの作業でも、快適空間と時間を作ることができました。一度に完成させなくても、まずは動いてみる!「小さな1歩」が大事ですね。
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ライフオーガナイザー秋山陽子