おはようございます。
ライフオーガナイザー/ファイナンシャルプランナーの長谷部敦子です。
6月に入りましたが、夏のファッション計画はお済みですか? なんて書いてはみたものの、ファッションに関しては、いまだ迷走中の私。必要に迫られて「ま、いっか。」で無計画に買っては後悔することも。そんな私が買い物の満足度をもっとアップするためにやっていること・始めたことを今日はご紹介します。
■予算分けで使えるお金を“見える化”
わが家の被服費はボーナスから予算を取っています。今はまさに夏のボーナスの予算取りの時期。わが家のボーナスの使い道は主に特別費(毎月ではない支出)の確保です。特別費は毎月積み立てていくのが理想ですが、毎月の収入ではフォローしきれないものをボーナスで確保するようにしています。
具体的には、
・帰省費
・車費(車検、税金、タイヤ)
・イベント費(家族の誕生日、敬老の日、結婚記念日、クリスマス)
・予備費
を夏のボーナスではまず確保。残ったお金を「被服費」「ご褒美費」「夫婦のおこづかい」にさらに予算分けをしています。
これで、次の半年で洋服に使えるお金を具体的に把握できます。
■ゆずれない被服費とゆずれる被服費
ひとことで“被服費”といっても、必要なものと、必要というほどではないけれど欲しいもの、がありますよね。必要なもの=必要経費は、わが家の場合は、“夫のスーツ”と“子どもたちの服・靴”です。
しっかりした体格の夫は既製のスーツが体に合わないので、スーツは必ずセミオーダー。それはもう、なかなかの金額です(涙)。とはいえ、毎日の仕事にストレスがないよう、気持ちよく働いてもらうためにもここはゆずれないところ。半年間のスーツ、ワイシャツ、靴、鞄の購入予定を確認し、予算立てします。
子どもたちの服・靴も、成長著しい時期だけに、サイズの合ったものをちゃんと用意したいので、ここもゆずれません。おさがりを活用しつつ、半年分として、5歳の息子と2歳の娘にそれぞれ2万円を予算立てしています。
夫の休日用の服と私の服は、楽しむための“被服費”。「あったらいいな」な部分なので、場合によってはここで予算調整をします。
ゆずれるところとゆずれないところがハッキリすれば、「必要なのに予算が足りない(涙)」「気が大きくなって衝動買い…」なんてことがなくなり、メリハリのあるお金の使い方がしやすくなると思います。
■買って後悔! をなくす事前準備
となると、私の服にかけられる予算は「たっぷりある」とは言えないのが現実です。「ま、いっか」なんて適当な気持ちで無駄な買い物をしている場合ではないんです! そこで最近、真剣に取り組みはじめたのが、“事前準備”。
まずはクローゼットをチェックして、今あるものを把握。欲しいもの、買い替えが必要なものをとにかくどんどん手書きでリストアップしていきます。ひととおり書ききったら、それをスマホのメモ帳に入力。入力後、優先順位順に並び替えて、ざっくりと予算立てもしてしまいます。
ここまですると、自分の予算では、この半年でどこまで買えるのか、がイメージしやすくなります。想定外の“欲しいもの”が出てきたときにも、それを買うことで何が買えなくなるのかも具体的にわかるので、判断がしやすいです。
洋服を買うときには「似合っているかな?」「手持ちの服と合うかな?」など、いろいろ考えることがたくさん! わたしのようにオシャレ迷子中ならなおさらです。予算立てをしっかりして、お金については悩まなくていい状態にしておくと、洋服選びだけに集中できるので買い物の満足度もぐんとアップしますよ。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 長谷部敦子