おはようございます。
ライフオーガナイザーの秋山陽子です。
愛犬ミニチュアダックスフンドと暮らし始めて9年。飼う前には「僕がちゃんとお世話するよ」「私が、毎日お散歩に行くね」こんな約束をした子どもたちも、お世話をするのは最初だけ(苦笑)。お世話の分担を決めてみるものの、なかなかうまく機能しません。それでも、家族みんながお世話できる環境ができないかと、収納方法を見直すことから始めると、これが、思いのほか効果がありました!
今日は、わが家の犬のお世話道具の収納についてご紹介します。
■来客の目に入りにくい場所につくるペットスペース
わが家の愛犬は、やんちゃな女の子。以前はケージに入れていたのですが、留守中に鍵を開けようとしたりケージから抜け出そうとするので、今は放し飼いにしています。玄関から入って2歩のところにリビングダイニングがあるので、来客時にも目につきにくい、いちばん奥のダイニングの横にペットスペースを作っています。
ペットスペースには、トイレ、ごはんとお水用の容器を置いています。
■ドッグフードの収納容器にガラスジャーを使ってみた
以前は、「使いやすさ」よりも「見た目」重視。生活感が出ないように、買ってきたドッグフードは離れた場所にあるキッチンに置き、ご飯のたびに容器を持ち運んでいました。袋を止めてるピンチを外し、入れ終わるとまたピンチで挟み、定位置まで持ち運ぶ……。子どもにとってみればかなり面倒な作業です。手伝いたくない理由はここにあったよう(苦笑)。
家族誰もが簡単に用意できるように、収納方法の見直しをしました。ドッグフードは、食べる場所の近くに置くことを検討し、収納用品を探します。当時、ドッグフードは3kg入りを購入していました。3kg入る容器を探し、購入したのは、お米など入れて使うガラスジャー7ℓサイズ(21cm×21cm×30cm)。
・一目で残量がわかる
・広口タイプなので出し入れしやすい
・パッキン付きなので気密性が高く匂いも漏れにくい など
とても使いやすいです。1回につき20グラム食べるので、瓶の中に、1杯10グラムすくえるスプーンを入れています。
当時幼稚園児だった娘も、「ふたをとって2杯いれる」という作業なら簡単にできました。家族みんなで愛犬のお世話ができるようになると、気づいた人が「ごはん、もう少しでなくなるよ」「買った?」「最近食べんね」と、みんなのチェックが入りやすい(笑)。あれから、9年!今でもこのスタイルです。
■見た目も気になる!使いやすいトイレシーツの収納方法
トイレのシーツの収納も誰でも簡単に取り換えることができるように、ペットスペースに置いています。ケースを使って収納してみたりしましたが、今落ち着いてるのは、仮収納としてやってみたこちらのスタイル。
100均の板を2枚購入し、高さに合わせて切ったあとL字型になるようにボンドで接着。目隠し代わりに使います。トイレットペーパーも、家にあった木箱に突っ張り棒を使って手前に配置、抗菌水もセット。
シートをワンアクションですぐに取り出すことができるようになり、取り換えに必要なものをそばに置いたので、シートの取り換えも家族が手伝ってくれるようになりました。
正面から見ると、シートやトイレットペーパーは隠れるので、遊びにきた友人は、ここに収納していることに驚きます。「このやり方でうまくいけばちゃんとしたものを作ろう」と、仮で作った目隠しですが、仮の姿でも充分(笑)、今も変わらずこのまま使っています。
誰もがお世話しやすいように収納の見直しから始めたことですが、9年経った先日、「家族みんなが関わる環境ができている」嬉しい瞬間がありました。それは、調子が悪くなった愛犬を病院に連れて行ったときのこと。ふだん無口な息子が、「昨日は、ふだんどおり食べて…..」と、しっかり先生に様子を伝えているのです。ふだんから親のような目線で愛犬のことを見てくれてたんだな、愛犬にとってもそれは幸せなことだな、と感じました。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー秋山陽子
ブログ:うちらしく暮らしやすく シンプルing