おはようございます。
ライフオーガナイザー国分典子です。
建具や家具についている扉。毎日、開け閉めするのが当たり前と思っている方が、ほとんどではないでしょうか?
私は「反扉派」。開け閉めが面倒・劣化して開け閉めができなくなったなどの理由で、これまで自宅内の扉を8カ所取っています。
【1997年より現在までの実績】
洗面台横の埋め込み式収納、キッチン上部収納、キッチンシンク下収納、トイレ内収納、レンジ台、押入れ、クローゼット2カ所
無くなってスッキリしたのは当然のこと、嬉しい収穫もありました!
今日は、扉の取り方と、“取ったおかげで収納スペースが広がった”わが家の事例を紹介します。
■扉を取るかどうか、検討するための2つの質問
最近でこそオープン収納という言葉が聞かれるようになり、扉が最初からない建具や家具が増えてきました。しかし、今なお毎日使う収納スペースのクローゼット、洗面台下、食器棚、TV台などの収納部には扉がもれなくついています、というお宅もまだまだ多いはず。
そこで質問です。
次の2つの問いに答えてください。
1.なんのために必要ですか?
2.なければどんな支障が出ますか?
さてどうしたか? すぐに答えが出てきましたか?
なかなか答えが出なかった方は、扉を取ってしまう案を考えてみてはいかがでしょうか?
■扉を外すための道具は、たった一つだけ
見た目の好き嫌いはあるとしても、取ってはいけない構造でない限り、外してしまっても問題はありません。取るために必要な道具は、プラスドライバーだけ。電動ドライバーなら、さらにスピーディに外せます。
扉が無くて、中身が丸見えになるのはちょっと……という方は、突っ張り棒とカーテンクリップを使って、布を吊るし中身を隠しましょう。
■デッドスペースがなくなるから収納率がUP!
扉があるとどうしても出来てしまうデッドスペース。取ってしまえば収納率は格段にアップします。これまで邪魔をしていた扉の厚み部分の空間が存分に生かせます。
少々モノが前に出っ張っていても扉が閉まらないから、と諦めることも不要!
扉の開け閉めが無くなり、モノの出し入れもラクになりますよ。
みなさんのお宅でも、扉のある個所がたくさんあるはず。一度、家の中をグルッと見まわしてみてください。そして、無くてもいいのかも? という扉が見つかれば、思いきって取ってみてはいかがでしょうか?
扉はあって当たり前という思い込みを取っ払って、自分たちがいいなと思えるようにアレンジしてみてくださいね。
反扉派オーガナイザーは、扉が無いとラク!便利!スッキリ!広い!を実感中です。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー国分典子
ブログ:ライフオーガナイザー・メンタルオーガナイザー国分典子が伝えるココロが軽くなる整理術