想定外の出費も怖くない! 引っ越しにかかったお金と予算立ての効果とは?

おはようございます。
ライフオーガナイザー/ファイナンシャルプランナーの長谷部敦子です。

7月に神戸から金沢へ引っ越したわが家。前回は「準備しておけばよかったモノ」についてご紹介しました。
>>>気持ちよく引っ越すために「あったらよかった!」と感じた3つのモノとは?
今回は引っ越しにかかったお金と「しておいてよかったこと」をご紹介します。

■引っ越しにかかったお金は全部で89,398円!

今回の引っ越しは夫の転勤に伴うものだったので、引っ越し費用と神戸から金沢への移動費用は会社が負担してくれました。

その他でかかった費用としては、
・家具・家電処分 7,400円
・エアコン旧居取り外し、新居取り付け 32,400円
・引っ越し業者へのお茶 3,120円
・カーテン 21,450円
・水切りかご 1,490円
・地震対策グッズ 23,538円

合計:89,398円でした。

数年後にまた神戸へ戻ることが前提の今回の引っ越し。テーマは“お金をかけない”。

旧居でのカーテンは海外メーカーのものをオーダーしたたいそう立派なものでしたが(笑)、今回はニトリで調達。サイズの都合上セミオーダーにはなりましたが、それでも価格は旧居のそれとは比べものになりません。

想定外の出費も怖くない! 引っ越しにかかったお金と予算立ての効果とは?

普段のモノ選びは“見た目→機能性→値段”な私ですが、今回は“値段→機能性→見た目”。優先順位が変わったことで、お金のかけ方も随分と変わりましたが、以前と変わらず満足度の高い買い物ができました。

■引っ越しにかかったお金、想定外はこの3つ!

実は、今回かかった費用のうち、半分は引っ越し前には出費を想定していなかったものでした。

・家具、家電処分
今回処分したのは、ソファ・TV台・デスクの家具3点とクーラー1台。当初、引っ越し業者の提携先で処分をお願いするつもりでした。クーラーは無料引き取りだったものの、他の家具3点で処分費用が13,000円かかるとのことでした。結局、(すでに夫は金沢入りしていたので)一人では動かせないソファのみを引き取り業者に依頼し(5,000円)、TV台とデスクは根性で(!)大型ごみに出しました。その他にも、スノーボードの板とラティスを大型ごみで処分し、その処分費用は2,400円でした。

想定外の出費も怖くない! 引っ越しにかかったお金と予算立ての効果とは?

・エアコン取り外し、取り付け
会社が負担してくれるのは引っ越し費用の基本料金のみで、エアコンの取り外し・取り付け費用などの追加費用は自己負担になるということを引っ越し直前に知りました。今回は、旧居にあったクーラー2台を取り外し(5,400円×2台)、1台を処分、1台を新居で取り付けてもらった(21,600円×1台)ので、32,400円かかりました。

・地震対策グッズ
旧居と新居では天井高が違うため、これまで使っていた地震対策グッズを使い回すことができずに買い直したり、家具の使い方を変えたため新たに買ったりしました。

■やっておいてよかった!“枠”があるからこその安心感

かかった費用約9万円のうち、3/4が想定外の出費でしたが、あまり動揺することがなかったのは、引っ越し費用として“10万円”という予算を設定していたからでした。

想定外の出費も怖くない! 引っ越しにかかったお金と予算立ての効果とは?

予算という“枠”があることは一見窮屈に感じそうですが、“枠”があることで、その枠内であれば使っても大丈夫、という安心感にも繋がります。また、“枠”があることで、何にお金をかけるかの取捨選択がしやすくなりました。今回は想定外の出費が多かったので、新居を整えたあとの+αの部分はまた次の機会に回そうという判断も無理なくできました。

予算という“枠”を設定することで、「こんなに使って大丈夫かな?」といったお金に対するモヤモヤが減るのは、非日常の引っ越しも日常の家計管理と同じなんだなぁ~と実感しました。

あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

ライフオーガナイザー 長谷部敦子

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