おはようございます。
ライフオーガナイザーの会田麻実子です。
神奈川県横浜市在住のライフオーガナイザー宇高有香さんのご自宅は、効率的な収納の仕組みとスタイリッシュなインテリアが毎回大好評です。今回は、「着るもの・身につけるもの」を収納する環境を整えるプロ「クローゼットオーガナイザー」でもある宇高さんに、ふだん持ち歩くバッグの中身とその整理法について伺いました。
宇高さんのご自宅をご紹介した記事はこちら:
・回数と距離がポイント。子どもの洗濯物は、動線が命!
・生活感を感じさせないキッチンの秘密は「見せる」と「隠す」のバランスにあった
・片づけをラクにするのは「ものを収める工夫」だけじゃない! 時間を生み出す「散らかりを防ぐ工夫」とは?
■バッグインバッグは、自立とハリが絶対条件!
宇高さんは、バッグインバッグ派。「無印良品」の「ポリエステル持ち歩ける整理ポーチ・ショルダー付」を愛用しています。
以前は片づけが苦手だったという宇高さん。バッグインバッグもなかなか使いこなすことができなかったと言います。当時使っていたバッグインバッグは、やわらかい素材でできている自立しないタイプ。ポケットがフニャっとしていて、使ったものを戻すときに手間がかかるのがストレスでした。そこで「“自立しない”“ポケットがフニャフニャする”という問題を解決すればいいのでは?」と考えて、探しに探して見つけたのが、現在使用しているバッグインバッグです。
気になるバッグの中身はこちら:
1:ミニタオル
2:交通系ICカードを入れたパスケース
3:名刺入れ
4:スマートフォンは、カバーを開けなくても通知が確認できる窓付きカバーを愛用
5:あぶらとり紙
6:マスキングテープ
7:片づけのプロの必需品のメジャーは「無印良品」のもの
8:グロス
9:ロクシタンのハンドクリーム
10:イヤホン
11:財布は長財布派
12:ポーチには救急用品をコンパクトにまとめて
バッグインバッグにはたくさんのポケットや仕切りがついていますが、外ポケットにミニタオルとイヤホン、内ポケットにパスケースと名刺入れを入れると決めていること以外は、あまり細かく決めていません。それもバッグインバッグを使い続けることができている理由のひとつでもあるようです。
■自分ルールを決めて、行方不明を作らない
外出先から帰宅したら、バッグからバッグインバッグを取り出し、並べて定位置に戻すのが宇高さんの自分ルール。けれど、車の鍵とスマホだけは、行方不明になることがありました。それは、バッグインバッグにそれらを入れたまま、定位置に戻してしまうことがあったから。
そこで、これらはバッグの内ポケットを定位置に変更。バッグインバッグをバッグから取り出す際に、スマホも取り出すようになったので、「あれ? どこだっけ?」と探し回ることがなくなり、とても快適になったそうです。
ストレスに感じること、うまくいかないことがあるたびに、正面から向き合うことで解決策を見出してきた宇高さん。それらをより良くするチャンスと受け止めています。「バッグインバッグを使いこなせない」「バッグの中をゴソゴソ探してばかり」とお悩みのあなた! まずは、「なぜうまく使えないのか」を具体的に考えてみることから始めてみませんか?
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
マスターライフオーガナイザー 宇高有香さん
ブログ:丘の上の家
【参考記事】
・バッグインバッグ、使う?使わない?
文:会田麻実子
写真:さいとうきい(1枚目)、会田麻実子(2〜4枚目)