家計管理を3カ月溜めたら自分のクセが見えてきた! つまずきポイントとその対策とは?

おはようございます。
ライフオーガナイザー/ファイナンシャルプランナーの長谷部敦子です。

7月に引っ越しがあり、気持ちも生活も落ち着かなかった6~8月。つい、家計管理をサボってしまいました。負担の少ない家計管理にしていたつもりだったけれど、少し余裕がなくなるだけで回らなくなるのは、まだまだ改善の余地があるということです。今回、どこにつまずいて3カ月も溜めてしまったのかを考えると、3つのつまずきポイントが見つかりました。その対策と合わせてご紹介します。

■クセその1:レシートを“とりあえず”置いてしまう

わが家のレシートの保管方法は、5つの項目別に「無印」のポリプロピレン小物収納ボックスにポイッ! と入れるだけ。
参考記事:
>>コツコツが苦手な方必見! 1カ月分を10分でチェックできる、支出把握の手順とは?
なのに、項目別に分けて入れることができずに、いちばん下の空いている段にとりあえず入れていたので、ぎゅうぎゅうになってしまいました。

家計管理を3カ月溜めたら自分のクセが見えてきた! つまずきポイントとその対策とは?

原因は、出かける前にレシートを財布から取り出すことが多く、項目別に入れるちょっとした時間と気持ちの余裕がなかったからでした。

そこで、気になったときにレシートを収納ボックスに入れていたのを毎日帰宅後に入れることにしました。時間にしたらわずか1分程度のこと。でも、その1分を必ず取れるように、レシートを入れるタイミングを変えたら、無理なく項目別に分けて入れられるようになりました。

■クセその2:やる前から完成度を求め過ぎる

引っ越しによる予算変更で、集計フォーマットを変更する必要がありました。「作り直すなら、ちゃんとしたものを!」と完成度を求めるあまり、まとまった時間ができてから・・・と先送りしていたら、あっという間に3カ月が経ってしまいました。

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これは、仮で集計結果を記録できるところを作ったことで解決。どんなことでも、完璧にしてからスタートさせたい気持ちもあるけれど、それではスタートするまでのハードルがとても高くなってしまいます。やってみたからこそわかることもたくさんありますよね。「やってみながら整える」という意識でいることが大切だと改めて実感しました。

■クセその3:不安になるとクレジットカードを使う

家計を把握できていないと、現金を使うことになんとなく不安を覚えて、なんとなくクレジットカードに手が伸びることが増えました(恐ろしい“なんとなく”の連鎖!)。モノに対しての要不要の判断も鈍り、「ま、いっか」で買い物をすることが増え、予算ももちろんオーバー!

クレジットカードを多用することで、管理もさらにめんどうになり、やる気もますますなくなりました。

あいまいになってしまった現金とクレジットカードの使い方を見直し、食費や日用品など日々の出費(やりくり費)に関しては、現金払いのみにすることにしました。やりくり費の中で、一番金額の大きかった食材の宅配サービスも、代金引換サービスが実質無料で利用できるものに変更しました。

利用している宅配サービス:秋川牧園 https://www.akikawabokuen.com/
※代引き利用料は配達手数料に含まれており、購入金額によって配達手数料が無料になります。

家計管理を3カ月溜めたら自分のクセが見えてきた! つまずきポイントとその対策とは?

クレジットカードは便利だし、上手に使えばお得なサービスもありますが、その分、管理はどうしても煩雑になりがちです。「使いこなせていないな」と思ったら、“便利”や“お得”より“分かりやすさ”を優先した方がいいですね。

家計管理が続けられないと「また続かなかった」と自分を責めてしまいがちです。でも、責めただけで終わっていたら、落ち込み損!「どこでつまずいた?」「どうしたら解決できそう?」まで考えたことで、よりラクに、より自分に合った家計管理のやり方にブラッシュアップできました。

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ライフオーガナイザー 長谷部敦子
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