おはようございます。
ライフオーガナイザー/ファイナンシャルプランナーの長谷部敦子です。
「お得だから絶対やった方がいい!」という声もあれば、「豪華な返礼品がある自治体に寄附が集中するのは趣旨に反する!」という声もあるふるさと納税。いろんな情報があると迷ってしまいがちです。私の場合は、自分なりのつきあい方を決めたことで、情報に惑わされることがなくなりました。そんなわが家のふるさと納税とのつきあい方をご紹介します。
■つきあい方を決めるにはまず知ることから
ふるさと納税というのは地方自治体への寄附金制度のこと。“ふるさと”とあるけれど、本当のふるさとじゃなくてOK! 寄附したお金から2,000円を差し引いた額が所得税・住民税から控除されます(現在支払っている住民税の約2割が控除の上限)。
寄附したお礼として、その土地の特産品などがもらえる場合が多いので、「実質2,000円払うだけで返礼品がもらえる!」と利用者も増えていますね。
私がよく利用するのは「ふるさとチョイス」というサイト。制度の説明もわかりやすくてオススメです。
参考:ふるさとチョイス
この制度が始まったときに私が気になったのは、今住んでいる自治体へ納税するはずの税金の一部を他の自治体へ納税する、という点でした。ただ、住民税の約2割という上限がわが家にとっては許容範囲に感じたので、わが家ではふるさと納税を活用することにしました。
■迷いがちな返礼品は「どこに納めるか」を先に決める
たくさんの自治体のなかから納税先を決めるのはとても大変だし、時間もかかります。そこで、わが家ではルールを決めています。
育った場所
↓
残したい自然がある場所
↓
過疎化が進んでいる場所
「ふるさとチョイス」でこの順番で検索し、その自治体のなかから好きな返礼品を選んでいます。育った場所である兵庫県の「お米」、いつか家族そろって四万十川でカヌーがしたいので四万十町の「ふとん丸洗い」は毎年必ず選んでいます。
少しでもお得な返礼品を探そうとすると大変ですが、先に自分が納税したいと思う場所を選んで、その中から好きな返礼品を選ぶことで、探す手間も省けるし、満足度もアップしています。
■お得だけじゃない!自分で選ぶから満足度が高くなる
ふだんは納めた税金の使い方を自分で選ぶことはできませんが、ふるさと納税を利用すれば、使い方を自分の意思で選ぶことがでます。災害支援としてふるさと納税を利用する場合も、直接その自治体に寄附金が届けられるのはうれしいことですよね。
また、寄附先の自治体が5つまでならワンストップ特例制度を利用することもできますが、せっかくだから確定申告を自分でしてみるのもオススメです。私は個人事業主なので毎年確定申告をしていますが、やはり自分で実際にやってみることで初めてわかることがたくさんあります。難しく感じがちな税金のことが少し理解できて、結構気分がいいものですよ(笑)。
インターネットで特集記事が組まれたり、本屋さんでも関連本が平積みされていたりすると、ついつい「少しでもお得な返礼品を選ばないと損?!」なんて気持ちになりがちです。でも、自分なりの基準でつきあい方も納税先も選ぶことで、気持ちよく、楽しく制度を利用することができています。
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ライフオーガナイザー 長谷部敦子
ブログ:生き方デザイン練習帖