おはようございます。
ライフオーガナイザーの中矢くみこです。
2LDKの賃貸に主人、子ども4人と私の6人暮らしのわが家。
リビングにおもちゃを置くことに抵抗はないとはいえ、遊びたい盛りの子どもが4人集まれば、そう広くもないリビングが足の踏み場もない状態になるのはあっという間!
そこで、イライラせず短時間で片づけられるように一工夫。わが家のおもちゃ収納の仕組みをご紹介します。
■リビングには今遊びたいおもちゃだけ!「借りてくる」
リビングの床一面におもちゃが広がる様子を見ると、片づけに費やす時間を考えて、ついイライラしがちですよね。とはいえ、おもちゃを減らそうと「リビングにはこれだけの量ね!」と大人基準で決めてしまうと、子どもたちは納得しないもの。
そこで考えたのが、図書館の仕組みを取り入れること。
図書館のしくみは、保管されている本を決められた冊数内で一時的に自宅に借りてきて、期限までに返しますよね。
図書館で本を管理するように、自宅でもおもちゃを管理する場所を作り「おもちゃのとしょかん」と名づけました。
「おもちゃのとしょかん」と名づけて大正解!だったのは、「すべてのおもちゃはここが基地」、そして、「リビングには今遊びたいおもちゃだけを置いておく」という仕組みが簡単に共有できたこと。
遊びたいおもちゃがあれば、上の写真の「おもちゃのとしょかん」からリビングに持って行き、リビングに置けない分はここに返す、その流れが3歳の双子の息子たちにも理解ができました。
そうなれば、リビングのおもちゃの量をどこまで減らせるかが、次の焦点。
■借りてくる量はどれくらい? 目安は「5分で片づく量」
私のイライラを減らすためには、リビングのおもちゃが5分で片づけられる量にすることも大切でした。
そこで、子どもたちと相談して決めたリビングの一時置き収納スペースは1人につき引き出し一段分。(双子の息子たちは同じおもちゃで遊ぶだろう……と2人で一段)
初めは一段に1種類のおもちゃ、と決めて持ってきていましたが、全部持ってきても遊ぶのはその中の一部。意外と遊ばないおもちゃの割合も多く、「それなら、種類は関係なく遊びたいものだけの方が管理しやすいのでは?」と人別に落ち着いたんです。
■大きくて引き出しに入らない!そんなときの共有スペース
とはいえ、引き出し一段分に入るおもちゃの大きさは限られます。なので、あらかじめ大きなサイズのおもちゃが入るスペースを一カ所、別に確保しました。
このスペースは効果絶大! 子どもがどんなおもちゃを持ってきてもしまえる!と私にも余裕が生まれたんです。
「4人で一カ所だとケンカにならない?」と心配でしたが、誰かが大きなおもちゃを持ってくると、それまで置いてあったおもちゃより新しい方で遊びたくなるようで(笑)今のところ、このスペースが取り合いになることはないんです。
たいてい、ボックスのまま持ってくるので、片づけのタイミングでボックスごと入れ替えます。
入らない方のボックスは「おもちゃのとしょかん」へ返却。
ここまで持ってくれば、あとは手が届く範囲のおもちゃは子どもが「おもちゃのとしょかん」の定位置に戻します。
ちなみに、この場所も種類別にこだわらず、スペースにおさまれば良い!という感覚でザックリと収納しています。細かく分けていたときもありましたが、「戻すのが面倒!」となり今の状態に落ち着きました。
引き出しの中のおもちゃも、溢れてきたり、片づけが大変な量だと感じたら返すタイミング。同じように「おもちゃのとしょかんに返そっか?」とうながして、一緒に返しにいきます。
「おもちゃのとしょかん」ができたことで、「おもちゃを片づけてきて!」と言いたくなるところを、「としょかんに返してこよっか?」という言葉がけに変えられた分、優しい会話が少しは増えたかな……(笑)と思います。
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ライフオーガナイザー 中矢くみこ
ブログ: 男の子+女の子+双子とのやったね!を探す暮らし