失敗したくない冷蔵庫選びはこの3ステップ!大手メーカー5社の中から選んだ1台とは?

おはようございます。
ライフオーガナイザーの都築クレアです。

最近の冷蔵庫は高機能で高価格、長く使うものだからこそ、選ぶときに迷いませんか?
実はわが家の冷蔵庫は私が一人暮らしの際に買った単身サイズ(136L)で、10年以上前のものです。

失敗したくない冷蔵庫選びはこの3ステップ!大手メーカー5社の中から選んだ1台とは?

これまで買い替えを考えなかったわけではありません。でも、大きな買い物なので子どもが少し大きくなって、この冷蔵庫では困るようになったときに、初めてどれくらいの容量の、どんな機能が必要か見極めて買いたい、と思っていたらここまで来ました(笑)。

そして2年ほど前から困ることが続出!「買い替えたい」と思って調べたものの、欲しい機能はどれも大型の冷蔵庫向けで、わが家のキッチンには収まりそうにありません。小型化を待つことにしました(笑)。そしてついに、高機能ながらわが家の冷蔵庫スペースにもなんとか収まりそうなものが出てきました!いよいよ買い替えに向けて本気のリサーチです。

■ステップ1:自分に必要な条件を見極める

影響されやすい性格なので、カタログやHPは見ず、まずは自分リサーチ!今の冷蔵庫で困っていること、理想の食生活を洗い出しました。ちなみに夫の要望は、「氷をたくさん作りたい」だけでした(笑)。

失敗したくない冷蔵庫選びはこの3ステップ!大手メーカー5社の中から選んだ1台とは?

困っていること・理想の食生活
・ 賞味・消費期限を切らしてしまう
・ 肉や魚を買いだめして下処理できずにダメにする
・ 野菜をいたませてしまう
・ 奥にあるものが分からなくなる
・ 冷凍食品をもっと買いだめしたい
・ フルーツやパンも入れたい
・ 葉物を立てて収納したい
・ 鍋ごと入れたい
・ 野菜の種類や登場回数を増やしたい
・ 忙しくても下ごしらえ済み野菜でさっと調理したい
・ 冷蔵も冷凍も、いい食材があったときに買いだめしたい
・ 子どもが自分で食べていいものは取れるようにしたい
・ 家族も何がどこにあるか分かる冷蔵庫にしたい

こうして見ると、いちばん解決したいと思うのは、食材をダメにすること。そして、これには3パターンあることが分かりました。

まず食材を選ぶときも、「品質」「味」「コスパ」にこだわって選ぶので、いい食材があったときに買いだめしたくなるのです。
でも味が落ちるので、できれば冷凍したり、カットしたりせず、冷蔵のまま消費期限内に使いたいと冷蔵庫に。予定が変わって外食の日ができたりすると、消費期限切れ発生です。

もう1つのパターンは、冷凍しようと思いつつも、その前にパックを外して小分けにしてから、下味をつけてからと考えてとりあえず冷蔵庫へ。いろんなパックが積み重なって、気づけば消費期限切れ。

最後は、納豆や冷やっこなどのちょっとした一品。取り出しやすいようにケースにひとまとめにしているものの、見えないので出し忘れて賞味期限切れです(汗)。

下ごしらえの時間を取ればいいのですが、それより他のことを優先させて、簡単にできるメニューに変えてしまうことがしょっちゅうなので、結局、食の優先順位が低いのかもしれません。

そこで、これらの条件をまとめて、理想の冷蔵庫のテーマを決めてみました。
「料理の優先順位が低くても食材をダメにせず、いつでも美味しいものが出せる冷蔵庫」。
さぁ、そんな冷蔵庫は存在するのでしょうか(笑)?

ちなみに冷蔵庫は一度買えば10年は使うもの。これだけ待ったので、最初から予算を決めてしまわずに、まず本当に欲しいものを見極めることにしました。

■ステップ2:条件に合う冷蔵庫を見極める。大手5社の機能の差は?

見極めるために次の3段階で絞っていきました。

1.必要最低限の条件をチェック:サイズと容量
リサーチが見当違いにならないように、最初にキッチンに収まる冷蔵庫のサイズと3人暮らしに必要な容量をチェック!これには、家電量販店や三菱電機のHPにある冷蔵庫の選び方についてまとめたページが参考になりました。

わが家のキッチンは隣に置いてある食器棚と壁までが70cm、奥の壁からコンロまでが150cm。

失敗したくない冷蔵庫選びはこの3ステップ!大手メーカー5社の中から選んだ1台とは?

冷蔵庫は放熱のため、左右に5mm以上、上部5cm以上の空間が必要なので、ドアの開閉や引き出す動作も考えると、横幅は69cm、引き出す動作を考えると奥行きは70cmまでのサイズが限界です。調理中に冷蔵庫を開けることを考えると、ドアは1枚の片開きタイプより、両開きがいいことが分かりました。

調べていくと、横幅69cm以下なら、どのメーカーでも68.5/65/60cmの3種類から選べ、横幅60cm以下になると片開きドアばかりになること、65cm以上なら十分高機能な冷蔵庫が揃っていることが分かりました。

次に容量です。

これは70L×家族の人数+常備品分(100L)+予備(70L)が一つの目安。3人家族なら380Lですが、子どもの成長や買いだめを考えると、400L以上を選んでおくと安心なことが分かりました。幅65cm以上なら容量400Lを超えるものばかりなので、この辺りのサイズから選べば大丈夫でしょう。

冷蔵庫の寿命は10年ほど、そのとき今の家に住み続けているかも分かりません。数センチなら食器棚をずらすこともできるので、ここではこれ以上サイズを絞らずに、機能について見ていくことにしました。

2.理想を満たす機能をチェック
この段階でも冷静に見極めるため、まだ店頭には行かずにネットで東芝、シャープ、三菱、日立、パナソニックの冷蔵庫の機能をリサーチ。すべてのメーカーを同じようにリサーチするため、CMで惹かれたパナソニックはあえて最後にチェックする徹底ぶりです(笑)。

失敗したくない冷蔵庫選びはこの3ステップ!大手メーカー5社の中から選んだ1台とは?

リサーチの結果、私の理想「料理の優先順位が低くても食材をダメにせず、いつでも美味しいものが出せる冷蔵庫」にいちばん近いと感じたのが三菱でした。

特に理想に合うと思った機能がこちら

氷点下ストッカーD

これがあれば、今週中に使いそうな肉や魚は、安心です。他のメーカーでも同様の機能で、三菱より保存期間が長くなるものもありましたが、次の機能でほぼ三菱に決まりました。

切れちゃう瞬冷凍/瞬冷凍室

これは他のメーカーにはない、私にとってまさに理想的な機能でした。これまで冷凍するなら「パックを外して小分けにし、切ってから」と思っている間にダメにしてきた食材が、これなら買ってそのまま瞬冷凍室に入れるだけで終了です。パックのまま入れられたら、いつのものか分からなくなることもなく、消費期限を手書きする手間も省けます!

次に気になるのが野菜です。

クリーン朝どれ野菜室

新鮮な葉物野菜を買っても、調理しようと思っているうちにしなびてしまうので、1週間後でも潤いを保ってくれる野菜室は必要です。実はそれぞれ方法は違うものの、野菜室は5社とも1週間後でも鮮度を保つ工夫があって、かなりの鮮度が期待できそうなものがいくつもありました。でもわが家の場合、実際は時短優先。調理のときにまとめてカットして冷凍したり、野菜嫌いの家族がいて使える野菜が限られていたりするので、そこまでの機能は宝の持ち腐れかも?あれば嬉しい機能という感じです。

ワイドチルド

調べて見ると、肉や魚と分けて、2段でチルドを使えるメーカーは意外に少ない。私は見えなくなると忘れてしまうタイプなので、重ねず分けて収納でき一覧で見える2段タイプの方があっています。これで出し忘れや開封した食品の使い忘れが減りそうです。

3.優先順位を決める
5社のHPでそれぞれの特徴をチェックし終えて、有力候補が2つ見つかりました。
三菱のMR-WX47CとMR-WX47LCです。この2台の機能は同じ、容量(470L)も、幅も65cmと同じで、違いは高さと奥行きです。MR-WX47Cは奥行きも65cm、高さは182.1cm。MR-WX47LCは、奥行きが69.9cmで置けるサイズぎりぎり、その分高さは169.6cmのロータイプです。

身長153cmの私には、コンパクトさを取るか? 使いやすい高さを取るか? 悩ましい選択ですが、高さの問題は取っ手つきケースなどで使い勝手をカバーできるので、カバーできない奥行きのコンパクトさを優先したい。本命はMR-WX47Cです。

一方の夫は、安くなっている少し前のモデルで十分と考えていました。店に行けばさらにHPで気づかなかった機能や、前のモデルなど、考えていなかった選択肢も出てくるかもしれません。店頭で迷わないように、譲れない機能トップ3を決めておくことにしました。


1. 氷点下ストッカー(またはこれに変わるもの)
2. 切れちゃう瞬冷凍(またはこれに変わるものがあれば)
3. クリーン朝どれ野菜室(またはこれに変わるもの)

ちなみにランク外の4位は「ワイドチルド」。これも賞味期限切れを防ぐのに効果的と思った特徴の1つですが、ここは収納の工夫でも気をつけられる部分なので、野菜の鮮度を保つ機能を3位にしました。そして、このトップ3のリストが、後に効果を発揮します(笑)。

■ステップ3:現物チェック!メモを片手に理想の1台を決定

さぁ、いよいよ家電量販店に向かいます。リサーチしてきたメモを片手に、まずは5社の冷蔵庫を順番にチェック!有力候補2つは特に念入りにチェックしました。

失敗したくない冷蔵庫選びはこの3ステップ!大手メーカー5社の中から選んだ1台とは?

実際に店頭で触ってみると、東芝の野菜室が真ん中にある楽さや、シャープの斜めになって撮りやすい段々スパイスポケットなど、使い勝手が良さそうなものに惹かれました。

でも私の理想は、「料理の優先順位が低くても食材をダメにせず、いつでも美味しいものが出せる冷蔵庫」。取り出しやすくなったからといって、自分が積極的に料理や下ごしらえに時間を割き、食材をダメにすることがなくなるか?というと、残念ながらそうは思えません(笑)。

となると、やはり三菱の「切れちゃう瞬冷凍」は外せない機能。そんなとき店頭で新しい候補が出てきました。あまり詳しく見ていなかった三菱のMR-RX46Aです。幅65×奥行67.5×182.1cm(461L)で、有力候補にしていた2台とほとんど機能が変わらず、価格はぐっと下がります。

ここであの優先順位のリストが役立ちます。機能の差が気にならない部分なら、賢い選択でしたが、残念ながら譲れない機能トップ3の「クリーン朝どれ野菜室」に対応していなかったのです。これはリストを作っていなければ、コスパの良さに惹かれて気づかなかったと思います。危うく次の10年も野菜をしなしなにし続けるところでした(笑)。

結局、最後には本命だった三菱のMR-WX47Cに決定! 長く使うものは本当に納得できるものを選ぶ方が、のちのちの満足度が高くなるので、夫と担当者の方にかなり価格交渉を頑張っていただきました。届くのが本当に楽しみです!

今回は理想の冷蔵庫を考えていたことで、店頭で迷いそうになってもしっかり機能優先で食材をダメにしない大満足なものが選べました。高機能で似たものがたくさんあるので、事前に調べておいて本当に良かったです。

ただ身長153cmの私には、収納に少し工夫が要りそうです。ここはオーガナイズでカバー!ということで、試行錯誤して次は収納の工夫編をお届けできればと思っています。

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ライフオーガナイザー都築クレア
ブログ:片づけ自己啓発 クレアの「今日のできた!」

参考:
http://www.yamada-denkiweb.com/event/wreizou/
http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/reizouko/introduction/space.html

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