おはようございます。
ライフオーガナイザーの都築クレアです。
料理に欠かせないキッチンツール、最近見直したことはありますか?
私はこのところ少し絡まるのが気になっていたのですが、以前に必要最小限のものだけに減らしていたので、あとは収納の問題だと思っていました。でも自分の条件に合う収納ケースを探してみると、予想以上に難しい。
そこで、キッチンツールを改めて見直してみると、思わぬ解決法が見えてきました!見直しから、新たな収納法を見つけるまでを一挙にご紹介します。
■9→6個に。量が少なくても、見直し効果は大!
まず見直す前の状態がこちらです。隠す収納が好きなので、コンロ下の収納スペースに、鍋やフライパン類と一緒に入れています。ぱっと手に取りすぐ上のコンロで使えるので、私にはベストな収納場所だと感じています。
キッチンツールの数は9個。「IKEA」で買ったキッチンツール収納の中に、100均のケースを入れて二重にし、内側に入れるものと、外側に立てるものとで分けていました。
一度すべて出して、4つに分けてみます。考えた分け方はこちらです。
最小限のものしか持っていないつもりでしたが、炒め物も菜箸でやってしまう私は、もう何年も右上のシリコン製スパチュラを使っていませんでした。左下の泡立て器も、夫が子どもとケーキを作るとき生クリームを泡立てるためだけに使っているので、ボウルを収納しているシンク下に移動させることにしました。点線で囲った3つのツールがこの収納スペースからなくなり、コンロ下に収納するものは、6個に減りました。
■「収める価値がある?」代用や買い替えの可能性を検証
数が減り、本当に使うものだけが残りましたが、収納法を考える前にもう1つ確認したいことがありました。それは、他のもので代用できないか、買い替えの必要がないかを検証すること。
今でこそもの選びの変態などと呼ばれていますが(笑)、みそこし、レードル、フライ返しを買ったのは一人暮らしを始めた頃で、何も考えず選んだものです。中に収めるものが変われば、必要な収納ケースのサイズも変わってしまいます。この機会にここも見直してみることにしました。
みそこしは、場所を取るのと、カスがメッシュに引っかかるのが気になっていたので、パンチングの大きめの茶漉しで代用できないか試してみましたが、試してみると今のサイズ感の方が使いやすいことが分かりました。パンチング素材に変えるかもしれませんが、大きさは今後も変わらなさそうです。レードルも、今後注ぎやすさを考えて楕円形のものに変えるかもしれませんが、今はこれと思ったものはなく、サイズも大きく変わらなさそうなので、ゆっくり考えることにしました。
変わったのは、フライ返しです。わが家で登場するのはハンバーグをひっくり返すときくらいですが、そのとき隣にあるハンバーグに当たって潰してしまうのが悩みでした。もの選びの変態が発動した結果(笑)、OXOのシリコン製フライ返しに買い替えました。
ハンバーグをひっくり返すときに隣に当たらないサイズ感、シリコン部分でそのままソースを集めたり、洗う前に余分な油を集めたりできる形、食洗機の箸やフォーク類を立てる部分に入れて洗えるコンパクトさ、サイズが小さくなっただけでなく、使い勝手も大満足な一品に買い換えることができました。これでツールの見直し終了、いよいよ収納を考えます。
■本当に必要なものだけにすると、収納は100均フックで十分だった!
私が収納に求めた条件は3つ、「絡みにくい」「できるだけ柄の部分で取れる」「掃除しやすい」。実は最初真似をしようかなと思っていたのが、副編集長会田麻美子さんの「無印良品」の「アクリルメガネ・小物ケース」を使ったキッチンツール収納。
>>>すっきり楽チン!毎日快適なキッチンツール収納の秘密とは?
4つに分けて収納できるので絡みにくく、見た目もスッキリしていてとても素敵なのです。でも残念なことに、私には底に溜まるホコリを放置する自信がありました(笑)。
3つの条件を満たす収納法はないかと改めて残ったキッチンツールを見てみると、菜箸以外のツールは4つだけ。これなら、前は無理だったかける収納ができるかもしれません!かける収納の使い勝手が合うかわからないので、まずは100均で気軽に試せるものがないか探してみることに。すると、ぴったりの商品を発見しました!
「キャンドゥ」の「ピタッコくりぴた粘着フック 小」(小久保工業所)
なんと貼り直しもOKの繰り返し使える粘着シート付きで、水回りにも使えます。もう1つ大きいサイズで、耐荷重1kgのものもありましたが、フック部分が太かったため、かけやすさを考えて小サイズにしました。
付ける位置は、繰り返し使えるソフト粘着剤「ひっつき虫」で仮止めし、使い勝手を確認して決めました。
さらに心配性の私は、経年変化で剥がれにくくなることも考えてマスキングテープとセロハンテープで貼る場所の下地を作って、その上にこのフックを貼り付けました。耐荷重が変わってしまうかもしれませんが、今のところ問題なくついています。「絡みにくい」「できるだけ柄の部分で取れる」「掃除しやすい」、3つの条件すべてを満たす収納に変わりました。これで収納の見直しも完了です。
いかがだったでしょう?
今回は、収納法の前に、まず持っているものを見直したことで、思いもよらなかった「かける収納」ができることに気がつきました。
時間が経てば、必要なものは変わるもの。
前に整理していても、数が少なくても、「使いにくい」と感じたら、まず持っているものから見直してみることが大切ですね。
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ライフオーガナイザー都築クレア
ブログ:片づけ自己啓発 クレアの「今日のできた!」