おはようございます。
ライフオーガナイザーの東風平美穂(こちんだみほ)です。
もうすぐ楽しみな夏休みですね。旅行やイベントの計画は決まりましたか? わが家は帰省が旅行がわりになっていて、今年は3週間の予定です。長期の帰省となると荷物も大量で、子どもたちのものも年々増え、スーツケースに収まらず困っていました。
そんな悩みを、「バナナ箱」を使うことで解決! 荷物の管理方法をご紹介します。
■旅行の荷物は、スーツケースじゃなきゃだめですか?
子どもふたりを連れての帰省は、正直疲れます。
荷物を預けるには早めに空港へ行く必要があり、到着後の受け取りにも時間がかかります。駅ではエレベーターを探したり、電車内では大きなスーツケースが邪魔だったり。スーツケースにも目を離せないのに、ちょろちょろ動く子どもにも常に気を張っていなければならず、実家へたどり着くのが精一杯。心も体もヘトヘトになっていました。
実家に着くと、日々の生活が始まります。洋服を着がえたり洗濯した洋服が返ってきたり、スーツケースを全開にしたままで使うと、見た目がごちゃごちゃして落ち着きません。そのうちそれぞれの荷物が混ざってきて、必要なものを探すのに一苦労でした。
その後LCCを利用するようになり、「手荷物を預けるのにも料金が発生するなら、事前に発送したほうが楽だ!」ということに気づきます。ちなみに沖縄-福岡間では手荷物1個あたり1800円かかりますが、運送会社と提携している地元スーパーで発送すると、1個800円ですみました。
■バナナ箱はただの箱じゃありません、こんな使い方もできる!
荷物を発送する際に、一般的なダンボール箱ではなく「バナナ箱」を使うのがポイントです。
バナナ箱とは、丈夫なダンボールでできた、深いかぶせ蓋のついた箱で、むかしの柳行李(やなぎごうり)に似ています。大きさはだいたい52×35×23cmの長方形の箱、バナナが約13kg入るほどの大容量。蓋と底面に大きく空いている箇所があるため、新聞紙などでふさぐ必要がありますが、側面には手を入れる穴があり、運ぶのに便利です。
このバナナ箱を使って発送するメリットは
・出発当日が身軽でラク
大量の衣類やおみやげなどを持ち運ぶ必要がないので、日ごろのお出かけと同じくらいの荷物で出発。到着してすぐに、買い物やレジャーが思いっきり楽しめるようになりました。
・収納力が変化する
箱1つにつき、本体と蓋があり、別々に収納ボックスとして使うと収納量が2倍になります。自宅へ帰るときに荷物が増えた場合は、蓋が完全に閉まらなくても、ひもで縛れば大丈夫。
・個人で荷物の管理ができる
一人につきボックス一つを割り当て、それぞれで管理することができるので、子どもの「あれどこ?」に対応しなくてすみます。
・ワンアクションで出し入れがしやすい
上から見渡せるので、どこに何があるのかが一目瞭然。実家の家族が、洗濯物を戻すときにもわかりやすい。紙袋で作った仕切りを入れるとさらに使いやすさがアップ。
バナナ箱のおかげで、帰省先でも自宅にいるような快適な暮らしができるようになりました。
■「発送するもの」と「持参するもの」リストが活躍
持ち物リストを「発送するもの」と「持参するもの」の2パターンを作っておきます。
「発送するもの」は早めに送っても問題のない、お土産や洋服、おむつなど。
「持参するもの」は当日まで使用する、メガネや充電器、メイク用品など。
数年前に初めてリストを作り、その後やっぱり必要だったものや、子どもの成長にともない増えるアイテムなどを追加し、毎年アップデートしています。このリストがあると、時間がなくてもスピーディーに荷造りができ、忘れ物の不安がなくなりました。
バナナ箱は、町の八百屋さんやスーパーで、取り扱いがあるかと思います。気になる方は、勇気を出して声をかけてみてはいかがでしょうか。
帰省の荷物についての記事はこちら:
・大きな荷物を運ばなくていい! 長期間の帰省をラクにする3つの工夫
・車での帰省は収納ボックスを使います。荷物管理も楽になる仕組みとは?
・子連れ旅行は準備が9割。モレなくダブりなくでスマートな荷造りを!
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