おはようございます。
ライフオーガナイザーの東風平美穂です。
以前ご紹介した「ランドリーマグちゃん」の記事、
>>>香りの強い柔軟剤、やめました!「ランドリーマグちゃん」を使って良かったこと
たくさんの方に読んでいただき、友人からは「わたしもこれ使ってるよ」とか、編集メンバーからも「買ったよ」などと声をかけていただき、大反響でした。
たくさんのメリットがあるランドリーマグちゃんですが、一部では「効果がない」という声も聞きます。実際はどうなのか、9カ月使い続けてわかったことをお伝えします。
※この記事は広告ではなく、掲載内容は個人の感想です。効果・効能を保証するものではありません。
■いいことづくめのマグちゃんにも、弱点はあった
「ランドリーマグちゃん」とは、洗剤や柔軟剤なしで、高濃度ピュアマグネシウムによって生成されたアルカリイオン水で汚れと臭いを落とす、洗濯用品です。
日々の洗濯では、嫌な臭いを感じなかったので、「洗浄・除菌はされているもの」と信じて疑わずに使用していました。前回、洗濯槽の洗浄をしてから約半年経過していますが、「今回もそれほど汚れは出ないはず」と期待して洗浄をしてみると……
あれ? なんだかがっかり……。期待していたのとは大違いです。使用開始1カ月と比べると少ないですが、こんなに汚れが出てきました。洗濯槽のカビも、少しずつ取れていくはずじゃなかったんでしょうか?
調べてみると、使用しているうちにマグネシウムが酸化してしまい、表面に皮膜ができて水素が出にくくなる、という弱点があったようです。定期的なメンテナンスが必要だったんですね。
■これで安心!かんたんメンテナンス法
メンテナンスといっても、クエン酸を使って表面の皮膜を取るだけ。大さじ1杯ほどのクエン酸を、マグちゃんが浸るくらいの量の水に溶かします。クエン酸水の中で、マグちゃんをもむようにして洗うことで、表面の皮膜が取れるんだそう。20分以上浸けこむと逆効果なので、ある程度のところでストップします。お酢を5倍に薄めたもので洗っても、同様にできます。
もみ洗いをしていると、マグちゃんが温かくなってきて、化学反応していることがわかります。当初100gあったマグちゃんは、今回計ってみると、73gまで減少していました。洗濯物5kgに対してマグちゃん1個(100g)の使用ですから、マグちゃんの量が足りていなかったことも、汚れの原因だったのかもしれません。
洗濯槽の洗浄は、水をたくさん溜め、何時間も浸け置きをして、その後、洗濯機を回したりと時間も水も大量に必要で、大がかりな作業です。それにくらべ、クエン酸でのマグちゃん洗浄は時間も水も少なくてすみ、格段に楽な作業だとわかったので、これからはメンテナンスのほうを頻繁にやっていくことにしました。
■9カ月使い続けて、何が変わったのか?
使い続けてきて工夫したこと、実感している効果には、こんなことがあります。
・マグちゃん置き場を作って、入れ忘れを防止
洗剤だけはほんの少し併用していますが、柔軟剤と漂白剤を使わなくなったので、洗濯機に付いている“洗剤投入口”を取り外し、そのスペースをマグちゃん置き場にしました。以前は、マグちゃんを干したままで、洗濯機に入れずに洗濯してしまうという失態がありましたが、置き場にあるのか、ないのかで入れ忘れの確認ができます。
・嗅覚がするどくなった
ベランダで洗濯物を干していると、お隣さんからの柔軟剤の香りを感じるようになりました。また、前シーズンから保管していた洋服を身に着けると、その香りにぎょっとすることがあります。何も匂いがしない、ということに慣れると、少しの香りや臭いにも敏感に反応できるようになるんですね。毎日「今日も無臭だ!」と洗濯物の匂いを嗅いぐのが、ひそかな日課になっています(笑)
・柔軟剤、漂白剤購入ストレスからの解放
柔軟剤、漂白剤を使用しなくなったので、購入にともなう時間やお金や労力、収納スペースをカットすることができました。「特売のときに、買わなきゃいけない」という変な義務感があり、買い物のたびに意識をしていたのですが、それがなくなったのは大きな変化です。
香りに敏感な方にも、日用品の在庫管理にストレスを感じている方にも「マグちゃん」はおすすめです。
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ライフオーガナイザー 東風平美穂(こちんだみほ)
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