おはようございます。
ライフオーガナイザーの服部美亜です。
皆さんは冬の窓の寒さ対策、どうしていますか? 窓からのすきま風や、そばにいると感じる冷気に悩まれたことは、ないでしょうか。「窓の寒さをなんとかしたい!」と、イケアの断熱ブラインド「HOPPVALS」を試してみました。
■窓から入る冷気は、古い家につきものの切実な冬のお悩み
住宅で熱の出入りがいちばん多いのが、「窓」です。窓の断熱対策ができていないと、どんなにお部屋を暖めても、窓から熱が逃げてしまいます。特に古い家の窓は断熱性能が低いことが多く、築50年のわが家も例外ではありません。
特に困っていたのが、寝室の窓。今までは薄いレースカーテンとロールスクリーンのみだったのですが、就寝時に窓から忍び寄る冷気があまりにも辛いので、断熱ブラインドを検討することになりました。まずは気負いなく試せるものを……。と目に留まったのが、イケアのHOPPVALSでした。
サイズオーダーはできない商品だったので、寝室の窓サイズ幅120×高さ75cmに合わせて、幅140×高さ150cmのものを購入しました。
●IKEA HOPPVALS ホップヴァルス断熱ブラインド
・カラー:ホワイト、ベージュ、グレーの3色
・幅:60cm、80cm、100cm、120cm、140cmの4種類
・高さ:150cm、210cmの2種類
・価格:3999円〜5999円
・取りつけ方法:壁づけ、天井づけ、どちらでも可
■「断熱ブラインド」って何? 取りつけてみて感じた変化
断熱ブラインドとは、ブラインド部分が蜂の巣のような、ハニカム構造をしているものです。ハニカム部分が空気を閉じ込め、窓から寒い空気が入ることと、室内から暖かい空気が出て行くことを、抑える壁のような役目をします(イケア以外でも、さまざまな種類が市販されています。厚みも数種類、ハニカム部分が二重になっているものもあります)。
窓の前の天井部分にビス止めで設置しました。
窓の幅120cmに合わせて、ぴったりの120cmにするか、大きめの140cmにするか迷いましたが、今回は幅140cmのものを購入。結果としては大正解!
ロールスクリーンを取りつけたときはぴったりの120cmを購入してしまい、左右の隙間からの冷気に寒い思いをしていました。今回は左右の壁にブラインドをかぶせることで、冷気が少し和らぎました。
取りつけてみての感想は、「劇的に寒くなくなった!」ほどでもないけれど、「以前(ロールスクリーン)よりは確実に冷気を感じなくなった」というのが正直なところ。
■実際はどんな感じ?断熱ブラインドのメリットデメリット
今回イケアのHOPPVALSを使って感じた、メリットとデメリットをご紹介します。
【HOPPVALSのメリット】
・開閉方式が子どもに安全
ロールスクリーンの時は、開閉用コードがぶら下がっていたため、子どもの危険防止に気を遣いました。HOPPVALS断熱ブラインドはコードレス。引き手を引っ張るだけで、片手で簡単に上げ下げできます。お子さんのいるご家庭には安心です。
・和洋室どちらでもOK
見た目がとてもシンプルで、障子のような雰囲気もあるHOPPVALS。和洋室どちらでも違和感がないので、使いやすいと感じています。光を通しながら、外からの視線もしっかり遮ります。
(夜のイメージ。陰影が綺麗です)
・圧迫感がない
ウッドブラインドは上げていても窓の面積にかぶる割合が高く、個人的には圧迫感を感じます。HOPPVALSはコンパクトに折り畳まるので、色的にも、面積的にもスッキリとしていて、圧迫感がありません。
(全部上げたイメージ。上部がスッキリしています)
(半分下ろしたとき。雪見障子のようなイメージ)
【HOPPVALSのデメリット】
・サイズオーダーができない
他のメーカーのものはサイズオーダーが可能なものがありますが、イケアのHOPPVALSはオーダーができません。
・洗濯ができない
紙製なので、水拭きや洗濯はできません。
「あまりコストをかけたくはないけれど、少しでも窓からの冷気をなんとかしたい!」、そんな方にオススメできると思いました。本来、断熱ブラインドはお値段がお高めなのですが、イケアのブラインドなら気軽に試せるのではないでしょうか。値段の割にはいいなと、個人的には満足しています。窓の寒さにお悩みの方の、参考になれば嬉しいです。
快適な環境づくりの参考記事はこちらにも:
・エアコン効率アップはDIYで解決!! 「はやく作ればよかった」オリジナルカーテン間仕切り
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ライフオーガナイザー 服部 美亜