おはようございます。
ライフオーガナイザーの吉川圭子です。
一戸建てのわが家で、窓掃除と同じくらい後回しにしているのが、カーテンの洗濯。子ども部屋についているのは、普通の布製のカーテンなので気軽に洗濯機で洗えるのですが、LDK周りについているのは、バーチカル(縦型)ブラインド。はずしたりつけたりが面倒で、長いこと放置していました。
外出自粛中、重い腰を上げてブラインドを洗濯したんですが、思ったのは『めんどくさいことほど先にひと手間かけることであとの失敗を最小限にできる』こと。今回は、洗濯の手順をご紹介しつつ、めんどくさいを回避するために押さえたいポイントをお伝えします。
目次
■水洗いできる?洗濯表示タグを確認
まず水洗いできるかどうかを確認します。いちばん端のルーバー(羽根)に洗濯表示のタグが付いていることが多いです。
■取りはずす前にざっとほこりをはらう
カーテン(の特に上部のほう)には意外とほこりがついています。水分を含んだほこりは落としにくくなるので、できるだけほこりは洗濯前に落とします。面倒なことは先にやるのが後々のめんどくささを最小限にするコツです。
私はルーバーを手に持ち、バッサバッサと振り払って(笑)ほこりを落としました(換気必須です)。
■ルーバーをカーテンレールからはずす
ルーバーには裏表があります。
私はあとで表裏を確認するのが面倒だったので、はずしたルーバーは床には置かず左手で持ったままほかのルーバーをはずしていきました。レールについている通りに重ねていけば、あとでルーバーの裏表を気にすることもありません。
ルーバーには下の方にバランスウェイト(板状のおもり)が入っています。
今回私は『カーテンレールからルーバーをはずす→ルーバーからウェイトをはずす』の順でやりましたが、ウェイトが入ったままのルーバーは束になるとけっこう重いので、力がない方は先にウェイトをはずしてからルーバーをはずした方が楽かもしれません。ルーバーにボトムコード(ひも)がついている場合は、まずボトムコードからはずしてくださいね。
■ルーバーがばらばらにならないようまとめる
洗濯中にルーバーがばらばらにならないようひもを通して結びます。ここでもメーカー推奨は『何枚かずつに分けて』まとめるようですが、とにかく手間を減らしたい私は全部まとめてひもを通しました(笑)
ひもを通したら、ルーバーをぐるっと巻いて輪ゴムでとめます。
巻いたルーバーを洗濯ネットに入れます。
先のルーバーをはずす作業同様、このまとめる作業もまぁまぁめんどくさいのですが、ここで手をぬくと次の『洗う』ステップでルーバーに折れじわが入ったりして余計に面倒なことになるので手を抜かずにやりましょう。ここまでくればめんどくささの峠は越えたようなものです。
■ルーバー・バランスウェイトを洗う
私は洗濯機ではなく手洗い(つけ置き洗い)にしました。洗剤液はセスキ炭酸ソーダ+酸素系漂白剤。バランスウェイトもいっしょにつけ込みました。
30分程度つけ置きすると、びっくりするほど黒くなりました……
何回か水を替えてすすぎをしたあと、洗濯機を使ってルーバーを脱水します。脱水は1分程度のごく短時間で。
ルーバーは水を含んで重くなっているので脱水時にエラーメッセージが出ることがあります。そのときは乾いたバスタオルなどを一緒に入れて脱水してください。
■ルーバーをカーテンレールに取り付ける
めんどくささの最後の山が取り付け。はずしたときとは逆の手順で脱水後のルーバーをカーテンレールに取りつけていきます。バランスウェイトやボトムコードも取りつけて乾くのを待つだけ。夏場でしたらあっという間に乾きますよ!
ここまでで何回『面倒』という言葉が出てきたかわかりませんが(笑)、カーテン洗濯のようなめんどくさい作業ほど先にひと手間かけることであとの失敗を防げます。
おかげで、なんだか部屋がワントーン明るくなった気がします。カーテンは部屋の面積を占める割合が大きいので洗濯の効果はあなどれませんね!
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ライフオーガナイザー 吉川圭子
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