おはようございます。
4人の子どもと暮らすライフオーガナイザーの中矢くみこです。
この夏、新たに洗面所に収納したいものが増えました。トイレットペーパーの防災用のストックとスチームアイロンです。
現状の収納が使いやすかっただけに、使い勝手を大きく変えることはしたくありませんでした。
そこで「片手でパッととれてさっと片づけたいタイプ」の私が、収納を見直すときに気をつけたポイントについて3つご紹介します。
■使用頻度の高さで収納する高さを決める
新しいものが増えたときには、まず「どこに収納しようかな?」と考えますが、まずは、よく使うものから優先してゴールデンゾーンに収納していきます。
今回増えたスチームアイロンは、積極的に使いたいもの。そこで、手が届きやすい高さを定位置に。トイレットペーパーのストックはそこまで出し入れすることもないので、一番上の棚に決めました。
トイレットペーパーを最上段に置いたことで、ボックスが1つ押し出されましたが、同じ収納ボックスがあったので、下に重ねることにしました。
ボックスを重ねてしまうと、出し入れするのに一手間かかるので使いにくくなってしまいますが、今回のボックスに入れているのは、基本的には出し入れしないもの(開けたのは2年間でたったの1度!)。出し入れしにくい場所にうってつけなのです。ちょうど目につく場所に移動したことで存在も忘れにくくもなりました。
■毎日使うものはワンアクションで出し入れ
スチームアイロンはボックスなどに入れずに棚に置くだけ。使いたいときに手を伸ばせばさっと出し入れができるので、アイロンがけの面倒さもグっと減っています。
>>>スチームアイロンは思い立ったらすぐに使いたい!時短を生み出す収納3つのポイント
スチームアイロンを置いたことで押し出された化粧ポーチは、棚板を1段増やして寝かせて収納することに。
このタイミングで、アクセサリーも「無印良品」ポリプロピレンケース・横ワイド・浅型に収納し直しました。
腰ほどの高さなので、引き出すだけでアクセサリーが見渡せます。戻すときもポンと置くだけなのは、やっぱり楽ちんですね。
■ボックス上の空間のゆとりを大切に
今回、棚を一段増やしたことで、1段ごとの間隔は狭くなってしまいましたが、できるだけボックス上の空間は確保しました。
私を筆頭に面倒くさがりな家族が、片手でポイっと戻せたり、タオルをしまったり、脱いだ洋服をカゴに入れやすくするためにも、この隙間をとることはとても大切。おかげで収納を見直してからも、使い勝手がそう変わらずに使えています。
日々過ごしていく中で、家に置くものは少しずつ変わっていきます。以前は苦手だった収納の見直しを気楽に構えられるようになったのは、自分が片づけやすい収納の基準を持ったからかもしれません。
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ライフオーガナイザー 中矢くみこ
ブログ: 凸凹でも片づけベタでも整う仕組みがある