おはようございます。
賃貸2LDK集合住宅に住む共働きライフオーガナイザー金田友美です。
大量のまとめ買いや小分け冷凍、さまざまな種類の作り置き。日々の買い物や料理を楽にしてくれる家事のはずなのに、いつの間にか負担にはなっていませんか? 私は、正直に言うと負担でした。
「まとめ買い・作り置き・小分け冷凍」をやめてみたら、どうなる? わが家にとって最適の方法をご紹介します。
■まとめ買いは1週間分まで。ピンチの時は備蓄分で
今年の前半は外出自粛で自由に買い物に行くことが難しく、ネットスーパーも混み合っていたので、近所のスーパーで大量のまとめ買いをよくしていました。買い物の手間が省けるのは楽でしたが、パンパンになった冷蔵庫の食材の量を把握して、無駄なく使い切ることは、私にとって非常に難しかったです。その結果、食材を余らせてダメにするという、本当にもったいないことをしてしまいました。
残り食材メモを貼ったり、食材の定位置を決めるなど、いろいろ試してはみたのですが、買い物もある程度自由にできるようになった今、結局「まとめ買いをしすぎない」ことに落ち着きました。
夫と未就学児の子どもと私の3人家族のわが家に必要な量と、私の管理能力を考え合わせると、最大1週間分までのまとめ買いが、いちばん食材を無駄にすることなく、買い物の頻度に煩わされることもないペースになりました。
また、非常時用に別保管している常温の麺類や、レトルトがあるので、万が一冷蔵庫が空になっても数日なら問題ありません。残り少ない食材からなんとか食卓を整えるのもゲームのようで楽しく、忘れがちな備蓄分の入れ替えもでき、食費も節約できて一石二鳥です。
■休日が半日つぶれる作り置き。できる範囲で十分
SNSに溢れる美味しそうな投稿や、日々の時短に憧れて、時間が取れるときに作り置きをしていたのですが、
・貴重な休日が半日潰れてしまう
・レパートリーが少なく、似たようなメニューばかりになってしまう
・計画を立てても日によって食べたいものが変わってしまう
と、私の能力不足と食いしん坊の性格で、作り置きがストレスになり、やめました。
けれども「時短」はやはり魅力なので、
・野菜は多めに切っておく(次回、その次に何に使うか想像できるくらいの量)
・餃子やハンバーグなどはついでに多めに作る
・もずくや卵豆腐、納豆など、すぐに食べられるものを常備しておく
自分にとって、無理のない範囲でできることをやるようにしています。
■小分け冷凍はご飯だけで問題なし
まとめ買いをしていた頃は、お肉やお魚の大容量パックを購入し、小分け冷凍をしていました。が、忙しい夜のごはんづくりは、解凍を待つのすら面倒で、 冷凍庫で化石化させてしまうことが何度もありました。
無駄にしないために、パックに詰め替えたり、日付を記入したり……、方法はわかる!でも自分にはできない!と小分け冷凍を断念。現在は余ったら冷凍するスタンスに切り替えました。ただ、そもそもの買い置き分が1週間程度、食欲旺盛の家族のため、余ることは滅多にありません(笑)。
ご飯だけは小分け冷凍を続けています。朝ごはんにも、小腹が空いたときにも、もちろん炊き忘れたときにも、大活躍です。ちょっとおかずがあればなんとかなってしまうご飯の力、やっぱり偉大です。
現在はいろいろ「やめて」みましたが、また買い物に自由に行けなくなったり、ライフスタイルが変化すると、変わっていくことが増えるかと思います。そんなときも、「やらなくては」とがんじがらめになるより、「なにをやめて楽にするか」を考えて、楽しくいきたいな、と思います。
“冷蔵庫の収納”についてはこちらも参考に:
・全部見えるから使い忘れなし!わかりやすく使いやすい冷蔵庫収納の工夫
・まとめ買いで冷蔵庫がパンパン!30分でできた野菜室のイライラを減らす収納アイデア
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ライフオーガナイザー 金田友美
ブログ : it’s cozyわたしのすきなくらしかた