おはようございます。
ライフオーガナイザーの梅野優子です。
身も心も忙しくなる年末、「時間がない!」とバタバタされている方も多いのではないでしょうか? 来年の手帳も気になるけど、でもまずは目の前のことをこなさなくちゃ!と、いつも殺気立っていたのはかつてのわたしです(笑)
家事や子育て、家業の経理仕事に長男の介護にと、バタバタ、イライラしていたわたしですが、それに加えて現在は、片づけサポートの仕事とカフェの仕事もしています。それにもかかわらず、以前ほどバタバタ、イライラすることがなくなりました。
その理由は、“勇気をもって完璧をあきらめる”を実践しているから。
そのひとつが、時短ごはんです。
「家族には栄養がある手作りのものを食べさせたい」けれど「時間はかけられない」のバランスをとるために、減らしている3つのことを、実例とともにご紹介します。
■「選択肢」を減らす
多くのママたちもそうであるかもしれませんが、わたしの場合も物理的な時間もさることながら、“やることが雑多で多岐にわたり頭の中が忙しい”ことによるストレスで、作業効率が悪くなっている部分が大いにありました。
そこで、なるべく「迷う」「考える」時間を減らすために、ほぼ毎日使う調味料を取り出しやすい場所に収納して、ちょっとの「迷う」時間をなくしました。
毎日は使わないけど、定期的に使うものとはゾーンを分けて、毎日使うものと混在しないようにしました。
「迷う」ことによる直接的な時間ロスはほんのわずかなものですが、そのストレスがモチベーションに及ぼす影響は侮れず、迷わずサクサク動けることで、作業効率もグンとアップしました。
■「工程」を減らす
料理の工程で、時間がかかり、めんどうだと感じているのが、「食材をカットする」工程でした。そこで、肉は細切れやミンチなど、魚も切り身になっているものを選び、なるべくカットの工程を省ける食材選びをするようにしました。野菜も、葉物を中心にカット済みの冷凍野菜を愛用。
食材カットの時間もですが、包丁やまな板を洗う時間も減らすことができます。“たくさんの種類の野菜を使っている”という満足感と、冷凍のまま袋から鍋に放り込んで調理できる手軽さが、嬉しいポイントです。
■「1人で全部」を減らす
いつも1人でバタバタしていましたが、冷静に考えてみると、配膳だったら家族も自分でも簡単にできることに気づきました。セルフサービスにするために、“お茶碗は炊飯器のそば”などわかりやすく取り出しやすい食器収納にしました。
>>>食器棚はなくても大丈夫!使いやすい食器の分散収納のコツ
そして、「母にも休みを!」と定期的な“ごはん作り休日”を家族にも周知しました。
・毎週日曜日
・月1~2回、長男がショートステイで不在の金曜日
定期的なお休みがあることで、普段のごはん作りも気分的にラクになりました。そして、“作らない日”が当たり前になると、家族が作る機会も増え、夫が料理を楽しむようになったり、意外と長女が料理上手なことが判明したりと、嬉しい驚きもありました。
これらの小さな工夫で、「主菜1品、副菜2品、ご飯、碗物」の定食風ごはんが20~30分以内で完成するようになりました。「それほど時間がかからない」とわかっていることで、取りかかりのハードルも低く感じ、時短の好循環になっています。
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ライフオーガナイザー 梅野優子
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