おはようございます。
ライフオーガナイザーの南方佐知子です。
私はファッションにうとく、服の見直しや手放し方が曖昧でしたが、ライター柴田さんの記事の『500着から84着へ!厳選してわかった洋服の適正量とその理由』の記事に書かれていた、適正量の目安の「今年は着なかった」の言葉に納得し、服の見直しをしました。すると、今まで特に不便を感じていなかったことが、実は不便だったと気がつきました!
本当に快適となった私のクローゼットの例を、紹介させていただきます。
■見直しの基準を変えて発見!実は不便を感じていた
私の服の総数は冠婚葬祭用のものを除いて約70着です。多いほうではないと思うので、“着ていない服はない”と思い込んでいました。ですが、出番の無かった服を出してみると、重たいデニムのジャケットや、手入れがめんどうなプリーツスカート、丈が長過ぎるワンピースなど、デザインは好きだけど、気持ちよく着られないから着ていない服が、結構あることに気がつきました。
そして、私はハンガーを揃えて数も20本と決めていたのですが、ハンガーの数で服を管理し、服が溢れていないから、“整えられているクローゼット”と安心していました。服を見直して減らしていくうちに、ハンガーの数を決めなくても、着ていない服は減らしてもいいと気がつきました。
さらには、15年前にホームセンターで、とりあえずのものとして購入していた引き出し収納ケースは、クローゼットの奥行きを使いこなせていないことに気がつきました。狭いわが家ですので、クローゼットの奥行きはなるべく有効に使いたいです。
■原因を解決したら、本当に快適な空間のゆとりを実現
気持ちよく着られない服は、これからもきっと着ないので、リサイクルや資源ゴミに出して手放すことにしました。劇的な変化はありませんが、服の総量を減らすことができたので、今までより空間にゆとりが生まれて、服の出し入れが快適になりました。
そして、もっとクローゼットの奥行を活かせる収納ケースとして、「無印良品」のポリプロピレン収納ケース・横ワイドのシリーズを購入しました。幅はあまり変わりませんが、奥行が5cmほど広がって収納力アップです。
ハンガーに掛けていたセーター類も、深さが24cmあるタイプの引き出しに、ふんわりと収めることができました。
収納ケースは古いから買い替えたいと思っていましたが、まだ使えるし不便ではないから、ずっとそのままでした。早く買い替えれば良かったと思います。
服の総量や、引き出しの中へたたむ収納にしたことで、ハンガーも7本減らすことができました。ハンガーの間に少しゆとりができて、広がり手が入りやすくなり、服の出し入れがスムーズです。
■不安解消!着ていない服は寝かすと手放しやすい
見直して服を手放すとスッキリだけど、そうはいっても、急に服を手放すには少し勇気が必要なときもあります。そんなときは、かさばらないように圧縮袋に入れて、季節外の服を入れるケースの底に入れて寝かしています。
寝かすことで、自分の気持ちにも踏ん切りがつき、手放しやすくなります。ケースの底は衣替えのときに必ず見えるので、存在を忘れません。忘れてしまったら逆にラッキー?!そのときは中身を確認せずに思いきって手放しています!
絶対残したい服は、バッグの中に入れるクッション材として再利用しています。
>>> “捨てられないもの”は再利用で解決!好きなものをとことん使う方法
整えられていると思い込んでいたクローゼットは、実は不便でした(笑)。服を見直すことで、快適なクローゼットに変身し、見直しって大切だな〜としみじみ感じました。見慣れたクローゼットでもいろんな発見があるかもしれませんね。
快適になったクローゼットの記事はこちらも参考に:
・狭小ウォークインクローゼット 洋服をしまうのをやめたら快適収納空間に大変身!
・衣類の出し入れがしにくいクローゼットの悩みは、“動線の見直し”で解決!
・使いづらいのは『大は小を兼ねる』が原因かも? 収納は『大は小を兼ねない』で考えよう
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 南方佐知子
ブログ : 古くても狭くても一緒に見つける家ごこち