おはようございます。
ライフオーガナイザーの水谷のぶこです。
とりあえずの置き場所になっている納戸を片づける。前回は、どのように片づけたいか、思考の整理をしました。
>>>納戸をスッキリ片づけたい!(1) 片づける目的を明確にしました
今回は、頂き物などの食品を、ムダなく管理できるように片づけ作業をしたレポートです。
■まずは「全部出す」そして「分ける」
この納戸で主に保管したいのは、
・年に2回しか使用しないけど必要な道具類
・頂き物などの、コントロールできない果物や食品
です。
一気にすべて片づけられたらよいのですが、時間がなかなかとれません。ですが、食品は賞味期限もありますし、新しいモノも入ってきます。まずは、食品の片づけだけでも始めることにしました。
納戸は、左右に造り付けの棚があります。向かって左側の棚の隣に冷蔵庫があるので、食品は、その周辺にまとめて収納することにしました。
最初に、納戸にある食品を、隣の和室にすべて出して集めました。そして、「菓子類」「果物」「酒」「乾物類」に分けました。「果物」はさらに、「みかん」「リンゴ」「バナナ」と種類別に、カゴや箱に分けました。
分けているときに、賞味期限が切れているモノ、傷んでいる果物などが少し出てきたので、処分しました。
出して分けてみると、モノの総量や、なにがどのくらいあるかがわかります。私は、漠然としているときは、この片づけがとても大仕事のように思い、億劫で手がつけられませんでした。分けてみたら、「これなら片づけられる!」と前向きな気持ちに変化しました。
■グループごとに仮置きする
分けたら、戻していきます。
2段目の棚に「菓子類」と「乾物類」、3段目に「果物」を置くことにしました。「酒」は、落下したら危ないので、冷蔵庫と棚の間の隙間のスペースに置きました。
いきなり完成形にせず、まずは、紙袋や箱、カゴを使って仮置きをしてから、収納グッズをどうするか考えました。
新しく購入して揃えたら、見た目もスッキリします。ですが、他のスペースを片づけていくうちに、変更することもあるかもしれません。余っている収納グッズもあります。今回は、家にある収納グッズを利用して整理することにしました。
■余っていた収納グッズで「ムダを減らす」「賞味期限がわかる」収納
そして、現在このようになりました。
果物は、底に新聞紙を敷いて、仮置きしていたカゴをそのまま使うことにしました。
みかん類は、剥いて食べるみかんはカゴに入れて、オレンジや文旦などの、違う種類のモノは空き箱に入れて分けました。
バナナはそのまま置いておくとすぐ黒くなるので、ネットで調べた「バナナの保存法」を真似て、冷蔵庫の野菜室に入れました。
カゴにはそれぞれラベリングをしました。今は、みかんとリンゴが入っていますが、季節によって収納する果物や量が変わるので、ラベリングには、剝がしやすいマスキングテープを使いました。
2つのみかんのカゴには、一つには「入れる」、もう一つには「取る」ともラベリングしました。
「取る」のカゴの中がなくなれば、ラベルを張り替え、「入れる」カゴを「取る」みかんにします。空いたカゴには「入れる」のラベルをつけ、また新しくきたみかんを入れるようにすると、ムダなく消費できると考えたからです。
「菓子類」は「ニトリのNインボックス(w)ハーフ」を利用しました。
棚に奥行きがあるので、インボックス2つを手前と奥に並べ、手前のインボクッスから、賞味期限の早い順に、日付が見えるように収納しました。わかりにくいモノは、付箋に書いて貼りました。菓子類も、手前のケースのモノがなくなったら、ケースを前後入れ替えながら使うことにしました。
「菓子類」の隣には「無印良品のポリプロピレン収納ケース・横ワイド」を使って、「乾物類」を収納しました。昆布は使用頻度が高く、サイズも大きいので、ポリプロピレンケースの上に置くだけにしました。
この納戸で管理する食品は、行事に使ったり、おすそわけや、お茶菓子に使うこともあるので、賞味期限は重要です。置き場所を決めて、まとめて管理、収納できるように片づけたので、安心して使えるようになりました。
今後は、大量になったら、こども食堂などに寄付することも考えていきたいです。他のスペースや道具類の片づけも進めていきます。
食品の管理収納についてはこちらも参考になります:
・「無印良品」の引き出しは食品ストックにも使える!レトルトやインスタントラーメンの収納にジャストサイズ
・食品ロスをなくすパントリー収納。秘訣は“しっかり”と“ざっくり”の合わせ技にあった!
・深い引き出しに食材をストックしたい。在庫管理を楽にするのは、牛乳パックと油性ペン
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ライフオーガナイザー 水谷のぶこ
ブログ:寺嫁のんさんのほどよい片づけと暮らしのまわし方