おはようございます。
ライフオーガナイザーの岩崎 梢です。
築30年を超えるわが家、中古で入居する際にリフォームをしましたが、キッチンは既存のものをそのまま使っています。収納が少ないので、吊り戸棚も含めてスペースはフルに使いたい。けれど、吊り戸棚のいちばん端、換気扇の横にある収納棚は、幅が狭くて、とても使いにくい悩みの場所でした。
ある日、ラップ類を収納しようと思ったら、奥行きが足りなくて扉が閉まりません。そこで、思いきって扉を外してみたら、とても便利に活用できるようになりました。
■縦長で幅の狭い収納棚はありませんか?
問題の吊り戸棚のサイズは、幅11.5cm、奥行きが30cm。この間口の狭さが、なによりも使いにくさの理由でした。
可動式の棚板を外し、高さを利用してオーブンの天板を入れてみましたが、高所から重いものを取り出すのは危ないと感じてやめました。使いやすさや安全を考慮すると、高いところには軽くて壊れにくいものを収納したほうがいいようです。
■奥行きが足りないなら、収納棚の扉を外してみる
ラップ類を収納してみたところ、奥行きが足りなくて少しはみだしてしまいました。定位置としてちょうどよかったので、扉がしっかり閉まらないまましばらく使っていましたが、どうにも気になって扉を取り外してみることに。
「扉を開閉する」という手間が省け、片手を伸ばしてサッと出し入れでき、断然使いやすくなりました。
扉が無くなると見た目はどうなるかな?と少し心配しましたが、換気扇カバーで視線がさえぎられるので、あまり目立たず気になりません。
むしろ、扉が中途半端で閉まらない状態のほうが、浮いた扉が目立っていたように思います。
■ラップ類が出し入れしやすい収納の工夫
いつでも片手で簡単に扱えるよう、1本ずつ個別で差し込める枠を作りました。
カルトナージュ用の厚紙(2mm厚)で作った枠を4つ重ねて、外側にマスキングテープをぐるっと巻きつけてつないでいます。
もし同じようなものを作るときには、プラダン(プラスチックダンボール)で代用できるので試してみてくださいね。
扉を外すと使いやすくなった事例はこちらにも:
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ライフオーガナイザー 岩崎 梢
ブログ : いまを楽しむ、くらしづくり日記