おはようございます。
ライフオーガナイザーの佐藤美香です。
冷蔵庫の片づけの現場では、よく「ドアポケットが使いづらい」「どう使っていいかわからない」などのお悩みを伺います。ドアポケットを外す、高さを変える、入れるものを変えることで、解決できることも多いです。いくつかの例をご紹介いたします。
■「飲み物・調味料が入らない」は、ドアポケットを外して解決!
「飲み物をたくさん冷やしたい」「お気に入りの調味料ボトルが大きい」などの理由で、ドアポケットに入りきらずにお困りのお宅も多いですよね。違うボトルに詰め替えることで、解決する場合もあります。揃ったボトルが並ぶのは、見た目も美しくて憧れますが、詰め替えるのって面倒ですよね……(汗)。
ドアポケットが3段ある場合、高さは均等ではなく、最上段がいちばん高さがなく、最下段がいちばん高さがあることが多いです。
3段あると「全部使わなくては」と思ってしまいがち。けれども、無理に3段を使わずに、最上段を外し2段で使う方法もあります。
最上段がなくなることで、高さのある飲み物や調味料を、楽に出し入れすることができます。
■「飲み物・調味料だけじゃない」意外な使い方で解決!
「冷たい飲み物をあまり飲まない」「大きな調味料ボトルはない」など、ドアポケットのスペースに余裕があることもありますよね。そんなときは、背の高い野菜を入れる方法もあります。
見た目はインパクトありますが……。野菜室の中で、野菜を折り曲げて入れると、曲げている部分から傷んでくるので、できれば避けたいもの。この方法なら、野菜を切って入れる手間も省けるので、野菜をたくさん食べたいご家庭には、使いやすいですよ(野菜を立たせる、汚れを防止するには、工夫が必要です。写真では、牛乳パックを使っています)。
■「冷蔵庫で食材が行方不明」は、専用スペースで解決
高さがなくて使いづらいドアポケットは、冷蔵庫内で行方不明になりがちな、小さな付属調味料・自立しない飲むゼリー・冷所保管の薬などの専用スペースにするという方法もあります。
わが家では、三女のおやつ用のジュースや、次女が部活に持って行くためのゼリーを入れています。ドアポケットは目に入りやすい場所でもあるので、家族とも共有しやすいです。三女の手が届かない、勝手に持って行かれても気がつきやすいなど、母側の管理も助けてくれています(笑)。
冷蔵庫は、他の場所に比べて、中のものを移動しやすいです。「使いづらい」と思ったら、ぜひ試してみてくださいね。
冷蔵庫の使い方について、こちらの記事でもご紹介しています:
・「冷蔵室の最上段が使いづらい」は、棚板を外す、高さをいかす、収納グッズをプラスで解決!
・3つのピッタリが気持ちいい!冷蔵庫の中の棚と引き出しを、ダイソーの収納グッズで簡単に作る方法
・冷蔵庫ドアポケットの「見つからない・倒れる・使い忘れ」を100均「セリア」の4つのアイテムで解決!
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ライフオーガナイザー 佐藤美香
ブログ:愛家