おはようございます。
ライフオーガナイザーのきづきともこです。
わが家には小学6年生の息子と小学3年生の娘がいます。ここ数年、宿題も翌日の準備もダイニングで行っていたため、それぞれのランドセル&学習用品置き場として「IKEA」の「KALLAX」というシェルフを2台並べてダイニングに配置していました。
以前はそのシェルフを自分で管理できていたのですが、最近、息子がランドセルや教科書、プリントなどをリビングの床に散らかすことが増えました。また、散らかったものを適当にまとめてダイニングに持ってくるため、次第にシェルフも雑然としてきたのです。
そこで、息子の行動パターンを観察し、片づけやすいよう仕組みを見直すことにしました。
■散らかる原因は、息子の行動パターンの変化にあった!
リビングが片づかなくなった理由を探ってみると、一番の原因は息子の行動パターンの変化にあると気づきました。
高学年になり、テレビを観たりゲームをしたりと、リビングでの滞在時間がそれまでより増加。めんどくさがりな性格なうえ、すぐに遊びたいタイプの息子は、宿題も翌日の準備も、遊びの隙間時間にリビングで行うように。そのままランドセルや勉強道具をリビングに置きっぱなしにしていたのです。
■見直しポイント①ラクに戻せる場所へシェルフを移動
そこで、宿題後の戻しやすさや翌日の準備のしやすさを考え、ダイニングからリビングすぐ横の和室へ息子のシェルフを移動することにしました。
リビングからダイニングまでは10歩、和室までは3歩。片づける場所を普段過ごす場所の近くに移動したことで、宿題後も「片づけに行くまでがめんどくさい」というストレスがなくなり、リビングに教科書やプリントが放置されることがなくなりました。
シェルフを置いた和室は、玄関ホールとリビングの間にあります。帰宅時の動線もよく、帰ったらまず通りすがりにランドセルをシェルフの上に置くようになりました。
ランドセルがリビングに持ち込まれないだけで、だいぶリビングの散らかりを防げています。
■見直しポイント②ぱっと出せてぱっと戻せる収納方法に
シェルフの置き場所を変えたこと以外にも、息子が「めんどくさい」と思うことを減らすために、ぱっと出しやすく、ぱっと戻せるわかりやすい収納に見直しました。
たとえば、今までシェルフの中に立てていた教科書は、高くなった身長に合わせ、出し入れがいちばんラクなシェルフの上に置き場を移動しました。教科書をかがんで手前から差し込むよりシェルフの上にポンと立てられるので、戻しやすくなったようです。
筆記用具は、教科書の横にこまかく仕切らずボックスにまとめるだけ。「戻すときにラク」であることを優先的に考えたら、いちばんラクなのは、ざっくり収納でした。
プリントは、シェルフの下段にカゴを設置し、終わったらポイっと入れるだけ。シェルフが雑然とする悩みも解消されました。
片づけよりも他にやりたいことがたくさんある小学6年生男子。面倒だと思った瞬間に片づけられなくなります。だからこそ、なるべく行動動線に合わせた簡単な仕組みにするのが大切だと感じています。
家族の行動パターンに合わせた収納の実例はこちらも参考に:
・“置きっぱなし”の夫にもうイライラしない。帰宅後の散らかりは動線と収納法の工夫で解決!
・【リビング学習3年目のリニューアル・前編】遊ぶ・学ぶのバランスが変わったら模様替えのチャンス?!
・リビング学習がうまくいかない? 小5&小1で学習机を子ども部屋へ移動した理由
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー きづきともこ
HP : 暮らしEDIT