おはようございます。
4人の子どもと暮らすライフオーガナイザーの中矢くみこです。
わが家は二世帯住宅(戸建て)の二階。リビング横のベランダで、少しだけ鉢植えを育てています。
手入れに使うもの用に収納ボックスを買ったものの、散らかったまま……。選び方を失敗してしまいました。でも、失敗は成功のもと!失敗を活かした収納の見直し方についてご紹介します。
■失敗の理由は「なんとなく」で選んだこと
最初に選んだ収納アイテムは「IKEA」クレムターレ。使わない小さめの鉢・道具や小物・土を、それぞれ3つのボックスに分けて収納していました。でも、半年ほど経つとこの状態に……。
もともと、ワンアクションでさっと出し入れができないと、面倒くさくて片づけられないタイプの私。フタを開けたり、ボックスをどかしてから中にしまうのが、面倒だったのです。
さらに、中が見えないボックスのために、何を入れているかを忘れてしまう……。ボックスを何度も開け閉めして探すことも手間だったんです。「たまにしか使わないものを収納するんだし、このボックスでいいか」と、なんとなく選んでしまったがための失敗でした。
そこで、出し入れの頻度が低くても「ワンアクションで出し入れできる」「中のものがひと目でわかる」ことを優先して、収納を見直していきました。
■失敗を収納アイテム選びに活かすには?
まずは、しまいたいもののサイズを計測します。そのサイズを元に家具の候補をピックアップしていきます。
家具を選ぶ基準は、失敗から学んだ、「ワンアクションで出し入れ」「中のものがひと目でわかる」こと。これがクリアできそうと選んだものは、「IKEA」ヨーセフ。2台並べて使うことにしました。
何をどこに収納していくのかも、事前にシミュレーション。
自分がわかればいいので簡易的にメモする程度ですが、書き出すと頭の中も整理しやすいんです。
■Before&Afterと余ったボックスの行方は?
改めて、Beforeはこの状態でした。
Afterはこのようになりました。
ヨーセフは、扉を左右のどちら開きでも取りつけられます。観音開きになるように組み立てることで、前に立てば中のものが見渡せて、そのままワンアクションで出し入れできるようにしています。
2台別々の家具なので、それぞれで棚板の位置も変えられます(左側は棚板を使っていません)。大きいものから小さいものまで、収納したいもののサイズに合わせて調整しやすいので、この先、中のものが多少変わっても対応しやすそうです。
もともと使っていたボックス3つの行方は……
双子の息子たちがランドセル収納として使っている「IKEA」トロファストで使っています。たまたまですが、サイズがピッタリ!深すぎないボックスなので、下に重なったものが埋もれてしまうこともなく、上着や工作材料などを放り込むのにちょうどいいのです(ふたは使っていません)。
天と地ほど変わったベランダの片づけやすさ。「どうして片づけられなかった?」「何が面倒に感じていた?」を考えることの大切さを、出し入れするたびに実感しています。
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心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 中矢くみこ
ブログ: 凸凹でも片づけベタでも整う仕組みがある