おはようございます。
4人の子どもと暮らすライフオーガナイザーの中矢くみこです。
毎日、学校からたくさん持ち帰るプリントやお便りは、大きく2つに分けて一時保管をしています。
①親が管理するもの→親向けのお便りや書類・チラシ
②子どもが管理するもの→①以外のもの
子どもたちが管理するものは、きょうだいで共通しているはず。ところが、それぞれで残しているものや、要不要を見直すタイミングに個性が出てきました。
■毎日コツコツが楽か?まとめて一気が楽か?
4人に共通しているのは、学校から帰ってきたら、それぞれのランドセル収納スペースのボックスに、自分たちが管理するプリントを放り込むこと。以前、ライターの前田が紹介した仕組みと同じです。
>>>【小学校入学準備】ランドセルや教科書の置き場所の次に作っておきたい“おわったプリント入れ”
小1の双子の息子たちは、学校から帰ってくるとお疲れモード。「要るか?要らないか?」を毎日考えるのは大変なようで、今はまだ、ボックスに放り込むことだけが習慣になるように頑張っています。
小3の娘は、日々、要る・要らないを分けてしまうほうが楽に感じるそう。何度か「半年ほど溜めて一気に要不要を判断」してみたのですが、そちらのほうが大変だったようです。とはいえ、今は「日々見直し」と「溜めて一気に見直し」のハイブリッド方式でゆる~く。その日に楽だと感じるほうを選んでいます。
小6の息子は、持ち帰ったプリントは全部溜めておきたいそう。安心のために、最低1年分は保管しておきたいからと、深さのあるボックスを使って溢れないようにしています。
■どのくらいの期間で見直す?タイミングは人それぞれ
基本的には、長期休みを目安に「見直ししない?」と声をかけますが、やるかやらないかのタイミングは子どもたちに任せています。ただ、1年生の双子の息子たちに関しては、初めての見直しということもあって、なかば強制的に夏休みに決行しました。
小3の娘の見直しスイッチは、ボックスの中の見た目です。
声をかけたときに、たまたまボックスの中の見た目が気になる状態だとスイッチが入るようで、突然、床に全部広げだすことも!普段から見た目を意識しているわけではないのですが、言われるとハッ!となるようです。
小6の長男の見直しは「ボックスが満タンになったら」が合言葉。とはいえ、この状態はまだ満タンではないそう(笑)。
私には、十分に満タンな量なのですが、いつ見直すのかを聞くと「まだ入るから大丈夫!」と。見直しスピードは、毎回かなり早いことを知っているので、この量を持っていても見守れる気持ちの余裕につながっている気がします(笑)。
■何のために残すの?見直しを考えるきっかけに
では、実際に見直した様子です。4つのキーワードを基準にして分けていきました。
①必要なもの
②もう要らないもの
③迷う・判断がわからないもの
④大切で長く残したいもの(宝物)
この表現にこだわらず、子どもがわかりやすい表現に言い換えるとスムーズなので、臨機応変に。初めて見直しをした双子の息子たちの一人は、このように分けていました。
二人目はこちら。
初めに分けた3つの中の「まようもの」は、さらに2つに分けました。
3年生の娘も、はじめに3つに分けてから、「のこす」ものをさらに2つに分けていました。そこで分けた「宝物」は、以前作った宝物ボックスへ。
宝物ボックスに戻すついでに、もともと入っていた宝物も床に広げて、遊びがてら見直していました。
今回は、見直しを見送った小6の長男。見直すときのキーワードは、「期限切れか?」「そうじゃないか?」のほぼ2択になります。期限切れかどうかは判断がしやすいので、量は多くてもスピーディーに進められるんですよね。
日々、たくさんの情報が入ってきます。これから大きくなるにつれて必要になってくる情報管理も、それぞれやりやすい方法は違いそうです。プリントの管理をヒントに、自分なりの方法が見つかるといいなと思っています。
プリント管理ついての記事はこちらにも:
・ランドセルの底のぐしゃぐしゃプリント撃退!1アクションで子どもも“できる”プリント管理
・「男子プリント整理」これならできた!分ける作業の労力と時間をかけない整理法
・きちんとしたいけどできない!「女子プリント整理」の原因と4つの対策
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ライフオーガナイザー 中矢くみこ
ブログ: 凸凹でも片づけベタでも整う仕組みがある