おはようございます。
ライフオーガナイザーの下川美歩です。
小学校を卒業すると、使わなくなるランドセル。もう使わないのはわかっているのに、なかなか手放せないものです。子ども自身が「捨てていい」と言っても、親のほうが処分できないことも。
わが家でも、次男は「捨てていい」と言いましたが、私のほうが捨てられずに納戸に保管。とはいえ、小学校卒業から3年が経つと、かさばるランドセルを邪魔に感じるようになりました。
■飾るより実用的な財布にリメイク
次男自身がこだわって選んだ紺×水色の牛革ランドセル。地面に放り投げても一度も壊れず、とても丈夫。まだ革はしっかりしていて、何かにリメイクできそうです。
はじめに思いついたのは、ミニチュアランドセル。でも、わが家の場合、子ども部屋に飾ってもほこりをかぶるだけかも。子ども自身が使える実用品にリメイクしたいと思いましたが、私が選んだものでは気に入らないかもしれません。
そこで、オーダーメイドバッグを制作している友人に相談。好みのデザインでリメイクしてもらうことにしました。
■思春期男子オーダーメイドに大満足
ランドセルリメイクに興味がなかった次男ですが、「好きなものにできるなら、財布がいい」と言ってきました。もうすぐ高校生、ちょうど大人っぽい革の財布が欲しかったようです。
次男の希望のサイズや形でオーダー。スリムなL字ファスナーの長財布が完成しました。できあがった財布を手にした次男は、希望どおりの仕上がりに大満足。さっそく使い始めました。
■自分で選んだから使い続けられる
使い始めてから3年が経ち、春から大学生になる次男。今もランドセルリメイクの財布を愛用しています。毎日使い続けた感想を聞いてみました。
・使いごこち
サイズや使い勝手がイメージどおり。小銭が出しやすいし、カードがたくさん入って使いやすい。
・デザイン
ランドセルの革をそのまま使っているので、外側が紺、内側が水色になっている。もともと自分で選んだランドセルの色だから財布の色もお気に入り。
・耐久性
本当に丈夫で壊れてこない。革にランドセル時代についたキズが残っているけれど、なつかしい感じでいいと思う。これからも壊れるまで使い続けたい。
次男にとって、初めてのオーダーメイド。自分でサイズや形を選んだこと自体がうれしかったそう。親の私がやってみたかったランドセルのリメイクですが、親の思いを押しつけなかったのが良かったようです。どんなものも子ども自身が選ぶことが大切だと感じました。
卒業後のランドセルに関する記事はこちらにも:
・捨てられない使い終わったランドセルは、財布にリメイクして再び使えるアイテムに
・小学校卒業後のランドセル。“片づけのプロの子どもたち”による5つの選択肢って?
・思い出のランドセル。卒業後は残す? 処分する? 一年かけて結論を出しました
・どう扱う? 卒業後のランドセル 処分するのも残すのも子どもたちの気持ち次第!
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ライフオーガナイザー 下川美歩
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