おはようございます。
4人の子どもと暮らすライフオーガナイザーの中矢くみこです。
わが家の棚や家具で使っているボックスは、必ずしも奥行きがピッタリというわけではありません。以前は、つい奥までボックスを押し込んでしまいがちでしたが、「手前に揃えて置く」ようにしてからは、使い勝手がよくなりました。
目次
■前に揃えて置くメリットとは?
ちょっとの一手間「前に揃える」ことで、日々実感しているメリットが3つあります。
①戻しやすそうな見た目になる
気分の問題?と思われるかもしれませんが、私にとっては、「戻すのが面倒……」と感じさせない見た目も、片づけやすさにつながります。当たり前ですが、棚の手前のほうにあるものは手に取りやすい。
さっと使えたものって、不思議と、戻す億劫さも感じにくくなる気がしています。
もし、棚の前まで出さずに収納した場合はこのような見た目に。
5cmほどの違いですが、手にとりにくそうな印象になってしまいます。
②ちょい置きしない習慣がついた
ボックスが奥まっていないと、少し引き出すだけで中のものが出し入れできます。かかる時間はものの数秒。「ちょい置きするよりも、今戻すほうが楽ちん!」と思えるようになってからは、ちょい置きすることが減っていきました。
ただし、片手で放り込むだけで片づけられるように、ボックスにはふたをしないことと、手前によく使うものを配置することをセットにしています。
③整然とした印象に近づけられる
ボックスを前に揃えて置くようになって、いちばん気分がいいのは、整った雰囲気に見えることかもしれません。
前に揃えていない状態だと、少し雑然とした印象に。
わが家はものが多めですし、ごちゃついた見た目の場所も多いです。なので、ボックスの並びが揃っているだけで、整っている印象になるのが嬉しいのです。
■勝手に前揃え!奥にストッパーを取りつける一手間を
私自身は、ボックスの前のラインが揃っている見た目が好きなので、揃える一手間は苦ではないのですが、家族に強要したくはありません。そこで、戻したら勝手にラインが揃うよう、奥にストッパーをつけています。
ストッパー①:空き箱
いちばんお手軽なのが空き箱です。紙の箱なら場所に合わせてカットできるので、収納を見直したあとのお試しの期間によく使っています。
ストッパー②:ブックエンド
空き箱でお試ししたあとや、空き箱では心もとない場所ではブックエンドも使っています。
固定は、棚板にマステで貼ったり、ブックエンドの底に耐震ジェルをつけて留める程度ですが、見えない場所なので見た目は気にしていません。
ストッパー③:木の端材など
DIYなどで余った使い道のなさそうな端材なども、意外と便利に使えます。
棚板をカットしたときの端材を貼り付ければ、サイズもぴったりです。
収納ボックスの底が平たいので、厚み3mm程度の段差でも、ストッパーとしての機能を十分果たしてくれています。
ストッパー④:突っ張り棒
棚全体の奥行きを一気に変えたいときには突っ張り棒も使っています(写真では、わかりやすいように白いものに付け替えています)。
この棚のボックスは、棚の向こう側から引き出して使っています(写真は裏側から見ていることになります)。引き出す回数は少なめ、中身も軽いものが多いので、突っ張り棒でも落ちてくることはないようです。
適当に戻してもスッキリ見えるストッパーは、効果ばつぐん。楽にキープできるなら、一手間をかける価値はありますよ!
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ライフオーガナイザー 中矢くみこ
ブログ: 凸凹でも片づけベタでも整う仕組みがある