子どもと大人の「防災ポーチ」は、「何が心配?」を話し合って準備し防災意識をアップ!

おはようございます。
ライフオーガナイザーの木村道子です。

「もし、家族が離れているとき・家にいないときに地震が起きたら?」
子どもたちが保育園や学校にいて、親である私たちは、仕事中。「すぐに帰れるかな……」「連絡は取れるかな……」、あれこれ考えだすと、不安になります。

子どもと大人の「防災ポーチ」は、「何が心配?」を話し合って準備し防災意識をアップ!

「何が心配?」「何があれば、安心できる?」と家族で話し合って、完成した娘と私たち夫婦の「防災ポーチ」。家族で「防災」について考える、きっかけにもなりました。

■娘の防災ポーチ:1人になる時間がない小学校低学年

小学低学年の娘と離れるのは、今のところ学校や学童にいるときだけ。近くに先生たち大人がいるとわかっているので、あまり心配はありません。

家族と離れているときに地震が起きたら、何が不安か? 娘に聞いてみました。
・家族のこと。いつ家族に会えるのか
・どこに居れば良いのか

そんな娘の不安を和らげることができればと考えて、準備した娘の防災ポーチがこちらです。

子どもと大人の「防災ポーチ」は、「何が心配?」を話し合って準備し防災意識をアップ!

・手紙
・ホイッスル
・ライト
・バンドエイド
・マスク
・飴
・アルコールシート
・ティッシュ
・家族の写真

手紙には、「必ず学校に迎えに行くから、先生の話を聞いて安全に過ごしてね」というメッセージ。そして裏には、私たちや親せきの連絡先を書いてあります。

ほとんどが、日常で使うものばかり。「防災ポーチを持つことが、当たり前になって欲しい」と考えて、準備しました。

子どもと大人の「防災ポーチ」は、「何が心配?」を話し合って準備し防災意識をアップ!

学校に行くときは、ランドセルの内ポケットに入れています。

■夫の防災ポーチ:遠距離通勤がある会社員

通勤に、電車で1時間以上かかる夫。
夫が出勤しているとき、地震が起きたら不安なことは何か、考えてみました。
・連絡が取れないこと
・どこに居るのかわからないこと

営業職で、仕事中はどこにいるかわからない夫。連絡が取れないと不安になることが、簡単に想像できました。そこで今回、モバイルバッテリーを新しく購入。

子どもと大人の「防災ポーチ」は、「何が心配?」を話し合って準備し防災意識をアップ!

以前、充電を忘れて困ったことがあるので、電源残量が見てわかるもの。そして、たっぷり充電できる大容量タイプを選びました。342gは少し重く感じますが、いつも大きなビジネスバッグで通勤している夫には、影響ありませんでした。

夫の防災ポーチの中身は、こちらです。

子どもと大人の「防災ポーチ」は、「何が心配?」を話し合って準備し防災意識をアップ!

・モバイルバッテリー
・ホイッスル
・ライト
・現金
・マスク
・アルコールシート
・飴
・ボディタオル
・家族の写真
・文房具

防災ハンドブックには、家族や親せき・保育園や学校の連絡先と、「まず最初にこれをしてね!」というメッセージを記入。非常時は焦ってしまうと思うので、約束ごとをまとめておくと、安心です。

■私の防災ポーチ:家と職場が近いパート主婦

今まで、私の防災ポーチは、準備していませんでした。荷物が重くなるのが嫌なのと、職場が近いため、あまり必要ないと思っていたのです。地震はいつ起きるかわからないので、この機会に、自分用の防災ポーチも準備しました。

私の防災ポーチの中身は、こうなりました。

子どもと大人の「防災ポーチ」は、「何が心配?」を話し合って準備し防災意識をアップ!

・モバイルバッテリー(夫のお古)
・携帯トイレ
・ホイッスル
・ライト
・マスク
・飴

荷物が重くなると、持ち運ぶのが嫌になるのが目に見えているので、いつもポーチに入れていたもの(除菌シートやハンドクリームなど)も厳選し、一つに。そして緊急連絡先や家族の写真は、手帳へまとめました。

■防災ポーチの見直しは、3月に。新生活をイメージしながら

一度準備すると安心してしまう「防災グッズ」は、定期的な見直しが大切です。そこで、新学年での生活をイメージできる3月に、防災ポーチの見直しをすることにしました。家族写真もこのタイミングで入れ替えようと思います。忘れないように、夫婦で予定を共有しているアプリ「タイムツリー」に予定を登録済です。

防災準備というと、少し難しく感じてしまう。そんな私でも、「防災ポーチ」は、ほとんどが「家にあるもの」「100円ショップで買えるもの」で、簡単に揃えることができました。家族3人分の「防災ポーチ」が完成し、一安心。

子どもと大人の「防災ポーチ」は、「何が心配?」を話し合って準備し防災意識をアップ!

改めて、不安なことを家族で話し合えたことも大きな収穫でした。1年後には、わが家も生活スタイルが変わる予定です。その時々に合わせて、家族で話しながら、防災ポーチの見直しをしたいと思います。

片づけのプロの「防災ポーチ」については、こちらにも:
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心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

ライフオーガナイザー 木村道子
ブログ :ナノハナニッキ

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