おはようございます。
ライフオーガナイザーの手塚千聡です。
家族で一緒に使うものやいろいろな場所で使うものは、家の中で迷子になりがちですよね? わが家の場合、はさみがそうでした。そんな困った!を解決できたのは、はさみを“専用化”して、使う場所に指定席をつくったから。
今日は、わが家の工夫をご紹介します。
■文具用はさみは一人1本+リビングに
主に文具として使うはさみは、家族に1本ずつと共用のもの1本の合計5本です。個人のものは各自のスペースで管理しています。子どもたちのは、リビング学習スペースのシェルフにある各々の引き出しにしまっています。
夫と私は寝室にあるワークスペースのデスク前に設置している「IKEA」の「スコーディス」に引っ掛けています。
いちばん使用頻度が高いはさみは、キッチンカウンターに置いたかごの中に入れているはさみです。すぐそばにダイニングがあり、カウンター下にゴミ箱があります。ここで郵便物を開封したり、提出するプリントを切ったりと毎日のように使っています。
■用途が決まっているハサミは使う場所に
用途別のはさみは、合計5本持っています。キッチンばさみが2本、園芸用ばさみが1本、裁ちばさみと糸切ばさみが各1本です。いずれも使う場所の近くに、同じ用途のものと一緒にしまっています。
キッチンばさみは、一度の調理で生肉、野菜と使い分けられるように2本持っています。シンク下引き出し内の「無印良品」の「PP収納キャリーボックス・ワイド」に入れています。
園芸用ばさみは、切り花より植木の剪定に使うことが多いので、ベランダの植木鉢の中にしまっています。※屋外にむき出しで置いておくとすっかり錆がついてしまったので、気にされる方はご注意くださいね。
裁ちばさみと糸切りばさみは、リビング収納の裁縫セットを入れているボックスにしまっています。
■持ち出すはさみはバッグの中に入れっぱなしに
その他に、私の片づけ作業用のバッグ(写真左)や防災バッグ(写真右)には、それぞれ1本ずつ入れっぱなしのはさみがあります。
作業バッグは、そのたびに必要なものを準備するのはめんどくさいし、忘れものの原因にもなるので、中身はずっと入れっぱなしで、家で使うことはありません。
防災用バッグにも、子どもの使わなくなったはさみを入れっぱなしにしています。
12本のはさみのうち毎日使うものは限られますが、どのはさみも必要なときにその場ですぐ使えるのがとても便利です。一つ一つの用途が“専用化”されている分、はさみの移動距離がとても短く、使い終わったら簡単に戻せるので、はさみを探すことがなくなりました。
片づけのプロおすすめの“専用”はさみとは?:
・通販利用が増えた人必見! 届いたダンボールを開梱するのに便利なOLFAの「カイコーン」
・スムーズに捨てたい人におすすめ! あると便利な専用ツール3点
・包丁・まな板不要!家事シェアも進む!キッチンバサミの活用方法
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 手塚千聡
ブログ : ララデュアル 不機嫌にならない暮らし