おはようございます。
67平米のマンションに家族4人で暮らすライフオーガナイザーの手塚千聡です。
夫婦ともに在宅ワークが多いと、ワークスペースの確保に苦労しませんか? 狭いマンションではなおさらですよね。わが家も、子どもたちが家にいる休日はダイニングでは仕事にならず、あっちへこっちへと静かな場所を求めて移動するのにストレスを感じていました。
そんな悩みを解決してくれたのが、6畳寝室につくった一人1畳にも満たない超狭小ワークスペースです。
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■6畳に夫婦それぞれの書斎をつくるための家具配置は?
今回私のワークスペースをつくったのは、夫婦の寝室兼夫の書斎として使っていた6畳の個室です。
すでに兼用スペースで、ゆとりはありませんが、もう一つの個室は子どもの寝室で、夜には作業ができず、ほかに選択肢がありませんでした。
クローゼットに近い入口側に幅140cmのダブルベッドを置き、通路を確保し、共用廊下に面した窓際をワークスペースにしました。わずか1.8畳ほどの広さです。
机の配置は「向かい合う」パターンにしました。それにより背面に「IKEA」の「ビリー」を1台と夫側には本棚をもう1台置き、本や資料の収納スペースが十分とれました。
■向き合ったデスクでお互いの気配を消すには?
「向かい合う」スタイルにしたものの、このままではお互いの姿やパソコン裏の配線などが丸見えで落ち着きませんでした。
そこで取り入れたのが「IKEA」のパーテーション「スコーディス」です。専用部材で夫のデスクに取りつけました。
床から高さ126cmまでの目隠しになり、座ると相手が見えません。オンライン会議のときは、移動することもありますが、ふだんは2人でいてもまったく気にならなくなりました。
もう一つ、解消したかったことが、夜間の机まわりの明かりがベッドスペースに漏れることです。当初は棚を置きましたが、狭い通路をさらに圧迫するため、「ベルメゾン」の「リバーシブル突っ張りパーテーション」という間仕切りを机の横に取りつけることにしました。
厚みはわずか2cm(脚部16cm)で、ボーダー状なので、採光や風通し、空調効果にも支障ありません。付属のフックにバッグをかけて、気になる明かりを自由に遮られるのも便利でした。
■奥行32cmの机でも作業がはかどる仕掛けとは?
机は「オークヴィレッジ」の「KOBAKO」シリーズの棚と天板を組み合わせています。奥行32cmとコンパクトで狭小スペースにぴったりなのですが、ノートパソコンを直置きして作業するには狭すぎると感じていました。
そこで「スコーディス」にモニターを取りつけて、机はキーボードとマウスだけを置くようにしました。パソコン本体は机の隅に置いて、サブモニターとして使っています。最小限のスペースのまま作業効率が大幅にアップしました。
モニターは「スコーディス」専用の「フック」と「ゴムひも」で固定しています。使い始めて一年近く経つ今も安定していますが、本来の使い方ではないのでご自身でご確認くださいね。
机と本棚の間はわずか43cmですが、お籠り感があって集中できるのは意外な効用でした。家族勢ぞろいの日にも仕事ができ、作業途中で資料を広げっぱなしでも目につかないのも気に入っています。
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ライフオーガナイザー 手塚千聡
ブログ : ララデュアル 不機嫌にならない暮らし