おはようございます。
ライフオーガナイザーの山岡志帆です。
部屋干し派のわが家。毎日夜に洗濯し、干してから寝ます。ただ、60㎡と小さなマンションには洗濯物をまとめて干すスペースがありません。無理やり一カ所で干そうとしたこともありますが、密集して乾かなかった経験も……。
生活の邪魔にならず乾きやすくするためには、わが家の場合、分散して干すのが良いとわかりました。「分けないといけないのなら、少しでもしまいやすくしたい!」と試行錯誤して、たどり着いたのは、「しまう場所の近く」に干すこと。
家族4人分の衣類を、そばを通る“ついで”にしまえるぐらい短時間ですむ、部屋干しの方法を紹介します。
■脱衣所では、引き出しの上を部屋干しスペースに
洗濯機のある脱衣所は、引き出しを置いて大人2人の下着とパジャマをしまっています。引き出しのちょうど真上に設置した突っ張り棒が、下着とパジャマの部屋干しスペースです。しまうときは、引き出しにぽいぽい投げ込むだけで完了。
バスマットもここに干し、お風呂上がりに使用済みバスマットを洗濯機に入れるタイミングで、頭上に干している分と交換します。畳まなくていいし、収納場所も必要ありません。
できればフェイスタオルもここに干したかったのですが、スペースがないことと乾きやすさを優先し、例外的にリビングダイニングに干しています。
>>>ドア枠+100均かもいフックで手軽に! 室内干しスペースの作り方
■クローゼットでは、部屋のドアを部屋干しスペースに
脱衣所の向かいにある個室のクローゼットには、大人2人の服を収納しています。ここにしまう服は、部屋に入るドアに取りつけた「ニトリ」の「ドアハンガーロッド」に干しています。この商品は現在廃番ですが、類似品に「ニッセン」の「ドアスペースハンガー」があります。
5着程度なら問題なく干せるため、毎日の洗濯量にも丁度いい大きさです。戻すときは数歩先のクローゼットにハンガーを移すだけ。かける収納にしているので10秒ほどで終わります。
■子どもスペースでは、出窓を部屋干しスペースに
子ども服は、リビングの小さなクローゼットが収納場所です。洗濯した子ども服はその横の出窓のカーテンレールに干しています。カーテンは突っ張り棒にかけており、カーテンレールは空いているので、重量を気にせず洋服を干すことができています。
戻すときは、ハンガーごとクローゼットに移動させれば完了です。簡単なので、朝カーテンを開けるついでに戻すことができています。
下着や靴下などの小物は、まとめてピンチハンガーに。乾いたらカーテンレールからドア枠のフックに移し、子ども自身で押し入れ内のワゴンにしまえるようにしています。
■「干す」と「しまう」を兼用にしてさらに時短
乾きやすい素材のものに限りますが、干さずに収納しながら乾かすアイテムもあります。たとえば、子どもの水筒ケースや巾着。洗濯直後にほぼ乾いているので、定位置である冷蔵庫のフックに、洗濯後そのまま戻します。
保育園の帽子も乾きやすい素材。洗濯を終えたら玄関の定位置に吊るしてしまいます。
毎週金曜日になると激増する洗濯物ですが、この方法で干すスペースも時間も省けています。
先日、洗濯機を買い替える機会がありました。乾燥機能つき洗濯機にするか悩んだものの、ハンガーに掛ける作業はどちらにしても必要だし、しまう作業は簡単にできているからと、今回は乾燥機能無しの洗濯機を選びました。ラクな仕組みのおかげで費用負担を減らせて、助かりました。
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ライフオーガナイザー 山岡志帆
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