おはようございます。
ライフオーガナイザーの下川美歩です。
部屋干しに便利な「川口技研」の「ホスクリーン スポット型」をご存知ですか? 天井から物干し竿を吊り下げられるアイテムです。本体はコンパクトで、ポールの取り外しが可能。天井に下地があれば設置できます。
わが家では、入居前のリフォームで、寝室・子ども部屋・洗面所の3カ所に設置。とても便利に使っていますが、「ちょっと失敗したな」と思うところもあります。
今だから思う「取りつけ場所を決めるときにチェックしておけばよかったこと」を3つお伝えします。
■生活の邪魔にならない?視線と動線をチェック
使わないときは取り外せるホスクリーンですが、梅雨時だと部屋干しが続いてつけっぱなしになります。リビングにあると、見た目が気になるし、テレビ視聴の邪魔にもなりそうです。
そこで、わが家では子ども部屋と寝室に設置しました。ところが、ベッドの真上を避けて設置したところ、通路や窓の開け閉めの邪魔になることがわかりました。
ホスクリーンだけでは気にならなくても、洗濯物を干すと気になることも。設置する前に洗濯物を干した状態もしっかりイメージして、生活動線の邪魔にならないかをチェックすればよかったと思いました。
■使いやすい高さは?洗濯物を干す動作をチェック
洗濯機の上にホスクリーンがあると、とても便利。洗濯機から出したら、ここでハンガーやピンチハンガーに干してから移動しています。
ただ、問題は物干し竿の高さ。業者さんとで相談して、ちょうど私の手が届くところに設置したのですが、これが高すぎでした。フックを竿の上まで持ち上げるのに、背伸びが必要。濡れた洗濯物は重く、ほんの少し持ち上げるだけでも大変です。
背の高い夫は苦にならないようですが、毎日洗濯するのは私。実際に洗濯する人がいつもやっている動作でチェックすればよかったと思いました。
■何をどれくらいかける?干したときの奥行きをチェック
洗濯機上のホスクリーンは常につけっぱなし。狭い洗面所で通路の邪魔にならない奥行きを業者さんと相談して設置しました。
でも、これがギリギリすぎでした。実際にかけてみると、洗濯物が壁にあたります。これでは、湿気が心配。わが家のピンチハンガーの大きさだと、もう少し奥行きが必要でした。向きを変えればいいのですが、それだと干せる量が減ってしまします。
ピンチハンガーのサイズも、干したいものもさまざま。実際に使うものに洗濯物を干した状態で必要なスペースをチェックすればよかったと思っています。
リフォーム業者さんなどプロのアドバイスは、とても役立ちます。とはいえ、教えてくれるのは一般論。それが、わが家に合っているとは限りません。実際の使い方でシミュレーションすることが大切だと感じました。
次になかなか買い替えができないものを設置するときには、じっくりシミュレーションしようと思います。
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ライフオーガナイザー 下川美歩
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