おはようございます。
ライフオーガナイザーの松林奈萌子です。
毎日使うかばんをクローゼットのハンガーパイプに「かける収納」をしている方。衣類ハンガーや、家に余っていた色とりどりのS字フックを使って、とりあえず“かけて”いませんか。
バッグを取り出す度に、ハンガーやフックも一緒に落ちてきてストレス……。見えたときにだらしない感じもなんとかしたい。今回は、そんな方に安価で継続しやすい収納法を、クライアント宅でのアドバイスを元に紹介します。
■Before:見られたら恥ずかしかったチグハグ感のあるバッグ収納
リビングダイニングに併設されたクローゼットに、日常使いのバッグをかけて収納していたクライアント。スッキリ揃わず、だらしない感じに見えてしまい、開けたときに来客に見られるのがストレスでした。見えても恥ずかしくなく、安価で簡単にできる良い方法はないかということでご相談を受けました。
これまではクリーニング用の衣類ハンガーなど自宅内にあったハンガーに、バッグの紐を引っ掛けて収納していましたが、
①ハンガーの傾きが揃わずチグハグ感
②ハンガーを取り外さないとバッグが取れない
③ハンガーの形が重さで変形してしまう
④どうしてもだらしない感じに見えてしまう
⑤S字フックは種類が多くて選べなかった。
といった悩みがありました。
■解決策:ベビーカーフックを等間隔に設置するだけ
バッグのかける収納方法はさまざまありますが、今回おすすめしたのが「seria」で買えるベビーカーフック「しっかりベルトフック」(2個入り110円)を使う方法です。
元々は、ベビーカーの持ち手に、マザーズバッグや買い物バッグを引っかけるためのグッズとして売られているもの。直径2~4cmのベビーカーハンドルにマジックテープで巻き付けて固定するつくりは、クローゼットのハンガーパイプに取り付けるのにもぴったりです。
■After:ベビーカーフックで見た目もスッキリ、ノンストレスに
マジックテープでハンガーパイプにしっかり固定でき、バッグを取ったときにフックが落ちる心配がなくなり、4個220円と安価で揃えることができました。シンプルな形状なので見た目もスッキリします。
フック部分が360度回転する形状は、手荷物が多く忙しいママが帰宅してバッグをサッとかける際にもかけやすい形。1つにつき2kgまでの耐荷重量なので、ポシェットやショルダーバッグなど中身が入ったままかけたい方もOKです。
ベビー専用品とも思われがちなベビーカーフックですが、バッグのほかに掃除グッズや日用品をかける収納にも活用できます。もう少しおしゃれ感があるものや丈夫なフックが欲しい方には、フック部分がメタル製のものやマジックテープの表面が革製のものもネットショップには種類豊富に出ていましたよ。
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ライフオーガナイザー 松林奈萌子
HP:子どもが帰りたい家は子どもが伸びる家「知的好奇心を育む片づけと仕組み作り」